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【814節:映画】ゴジラ-1.0:★★★★ [映画(か]

鑑賞記:「死にぞこない」たちの「死ニカタ用意」


(執筆中☞それまで←の本当の理由はコチラ。。

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監督:山崎 貴

制作:白組ほか
配給:東宝(公式サイト



1.丁やったるか!の機会。今の世の中、「それがほぼない」



2.ゴジラ史上「いちばんわかりやすい」彼


(皮肉なことに、<海の向こうの方>に要旨が伝わっていない気がする)

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前作はこんな感じでした。


・「雪風」のような生き方



3.今も日本にて続く、「妥協」とい名の損耗戦


…ところで本節で表現のある「死にぞこない」たちとは、劇中の誰でもありませんよ。
そう、いま私のブログ記事を読んでいる「貴方」を含む現在のわれわれのことです。


それでは久々にやらせていただきます。。『決めて、いますか?


え?貴方はどうしている?「はもう決めています。」


原点に返った、いい作品でした。また、別の映画で。



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【813節:映画】首:★★★★★ [映画(か]

再開します。
鑑賞記:「客」という名の神
久々に活劇を観て、秋の青空のように心が清々しい。
小難しい映画をたくさん観て違和感を覚えていたが、その理由が氷解した。
そうだったね。大衆娯楽の王道をいく映画とは
本来、今回のような作品だったね。。
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武さんと云えば、今は亡きけんさんと同じく
芸能界でいえば『大名』という立場ながら、同業の方から「殿」「殿」と慕われて久しい。
この映画も、多くのタレント(才能)が終結・発揮する結果となり
満足のいく娯楽作品となっています。お勧め。
え?また封切りしてすぐ書いちゃうの?
そうだとも。映画を観る前に私のブログに辿り着いた貴方が悪いのである。
それでは・・・始めます。
(本稿は、映画のネタバレはありませんが
 史実については触れておりますので
 それも知りたくない方は、鑑賞後にまた再訪いただければと思います。)
1.才は、才を知る
『誰が主役なんだ?』と本編では想起した。
加瀬に対する監督の可愛がりぶりがよく伝わってくる。
秀才たる若者も役の捉え方・表し方が適格で観ていて気持ちが良い。
また、天才的な役者も何人か登場しており、
この人は秀才・いやこのひとは天才かなと
ひとしきり驚きながら観ていましたよ。
キム兄の写真か・過去のブログ記事
ともかく、皆さん楽しく演じていらっしゃいます。
2.殆どの人間は、「従属」を選び生きていく
戦国時代に限らず、市井の人々は…(中略
信長の最大の負の遺産は、それ以降だれも偉くなったひとで石田
3.成のような「自分を殺す才能を持つ人物」を傍らに置くこと
がなくなったことで、これは日本の歴史ほかに深く影を落としている。
…私はといえば、この映画で武さんの「ばかやろう」が久々に聞けたので
それで満足していますが、実のところ監督が一生をかけて
愛嬌を尽くして、それでも「首を蹴りたい」対象は
誰(何)なのかについては、終幕後も気にはなっています。
さておき、そのことに「答え」を出すのは
この映画を観た人が判断することだと思いますがね。
え?もうこの本文中に出ている?お後がよろしいようで。。
(執筆・取材中

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【812節:映画】君たちはどう生きるか:★★★★ [映画(か]

やはり、貴方でしたか。わたしの方で書いておきます。
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私も、劇場に行く前にこれほど神妙な気持ちになったのは初めてでした。


鑑賞記:創造族の系譜


1. 分からない人は、分からないままでいい…今は。


・時空(とき)を統べる船が落ちてきたとき、一族はある力を授けられた。


2. その後、理想が崩れかけているこの世界(ほし)で、を吐き続けた。


何ひとつ。私の云うことは叶わないのか?とひとり苦悶する日々を

わたしは永く、非難という名の<いわれのない闇>と闘いつづけ、そして今に至る。


3. あたしは、あなたの命をつなぎたいの。


『「みかたなど誰もいない」と勘違いをさせる存在は、あなたの中だけに在るもの』

それに気が付かせてくれた、私の人生の全関係人に私なりの感謝を捧げます。


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…というお噺です。


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ひとまず、筆を置きます。…「おしまいとも完ともせず」休筆します。10年は休みません。

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【798節:映画】劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編:★★★★☆ [映画(か]

待たせたね。(結末に言及しないように執筆しました。)

鑑賞記:人が遺すもの、「正しいことば」


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監督:外崎春雄
制作:ufotable
配給:東宝とアニプレックス

1.<鬼の種>は、除くことができない己の心・体・験に宿る傷


海の内外を問わず、あることで人と人の関係は分断される世となっている。
それと関係するかのように、人の所業とは思えぬ(つまりは鬼のような)
事柄が世間を騒がしている。

・・あ、映画の話だったね。

例えばこの元ヒト。
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明らかに<体と心の埋まらない溝>を突かれたね。


2.ただし、「種」を自意識できるうちは、まだ間に合う。

(『泣いた赤鬼』を除いて)なんでいつも鬼は一人なのか悩む
群れない。仲良し鬼たちって聞いたことがない
つまりは仲良しと鬼は相反関係があると云えるかな?


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(・・それとも、実は彼らは鬼ではなかったか?では、なぜ鬼は生まれ、育つか。

ー☆:「一般客」がもっと話に絡めばよかったかな「」を入れるならば…

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3.ほとんどの「鬼」は、自分が鬼となったことを知らない


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されば、である。


「鬼を滅ぼすのに、刃は要らない。」


…生まれるのを防ぐのは人間には困難だ。出来るのは人を喰うところまで育てないことだ。

(出来ると書いたが、難易度はさほど高くはない。やればいいだけ)

声優たちの熱演に一番拍手を贈りたい。(こころが技を凌駕するとはこのことか。
この作品が未曽有のヒットを
残したのはもちろん「いい映画」だから
(乾くこころにまっすぐなことばは、観る人のこころに染み込み、何かとなって溢れる。

…巷では皆無だからね。

娘よ。この世に人が遺していけるのは「名前」だけ。


『あとは自分で考えなさい。』


校了


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【785節:映画】かぐや姫の物語:★★★★★ [映画(か]

鑑賞記:必要なものだけが在る世界
 
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人のもてなし方とは、主にふた通りある。
・バイキング・食べ放題・満漢全席といった、宝飾(いっぱい)あふれるもの
・たったいっぱいのお茶を供する茶道
…いっぱいとは、2つの意でもあり、やはり一意とも云えるのである。

1.語り継がれる意味
とはどういうことなのか?
を考えてみる。
それは「語る価値のあることであり、その価値は失われていない」という事実につながる。
人間の寿命は尽きるが、この物語の伝承はまだ続いている。
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2.蝶よ花よと育てられる性の苦しみ
にこころがざわつく観客(主に女性)もいるのではないか?
それが抗えないほど、親の行為は善意(よかれば)に溢れているからである。
『こどもは、天からの授かりもの』
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端的にいうと、それが続いているからこそ、人の世もつづいていく。

3.地井武男(おとと役)の演技
が素晴らしかった。親とは、「子の幸せの最大の応援団」なのだ。
がよく伝わる。
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また、「それができるひとが親となる」のだとおもいたいね。。
・・・さっこん(の事件)はまちがいがおおいねぇ。

シンプルなことを伝えるためには
話も絵も単純にするに限る。
削ぎ落とされた背景は、人物をより浮かび上がらせる。
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単純な線は、原点回帰し、いきいきと元気を取り戻し、躍動する。

土や蝶のことを語って様になる人々は少なくなった。。
高畑勲さんもそのひとりである。流石である
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閉幕後のわたしといえば、まるでとてもいいお茶を提供され、
堪能した心地で溢れていたのである。ほっこりした。そして、あっと言う間でした。
130分余のお茶会。私にとってこの映画は、そのような作品でした。

貴方がどうなるかのかは、貴方自身が劇場に赴き、確かめてみるのが
よろしかろう。ではまた何処かで

校了
 
(20131126 鑑賞)

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