【786節:映画】「42」~世界を変えた男~:★★★★★//☆☆ [映画(や]
鑑賞記:アメリカの資産
・・・最近の私は点数があまかった。。なので本編の評価はこうなる。
1.やはりドチャースだった
自由と平等の国:アメリカ
今がどうかはわからないが、自由に競争をすること、
その機会が平等に与えられること
が始まったのは、「それほどの昔」ではない。
また、この映画は(人間を律する存在)として
アメリカ人の根底にある
宗教についても言及があり、興味深い。
彼らにとってみれば、宗教観のほとんどない
割には人間としての律を高めている日本人は
不可思議な存在として目に写るだろうな。とは思った。
2.人間とは、他を応援・賞賛をする生物
・・・動物との違いは基本的にこれだけだろう(きっぱり
私も野球ファンなのでこの作品は大いに楽しめた。
日本のプレーヤー全員に観てもらいたい作品である。
3.近代メジャーリーグ=アメリカそのもの
アメリカの近代歴史、とくに人種差別問題とMLBの歴史はぴったりと重なる。
野球とはアメリカにとって文化であり、産業であり、政治であり、
それは詰まるところ「アメリカという国の成長の記録」なのである。
各々の出演者たちは自分の立場で
「ある問題」に立ち向かう。その中心にいた<開拓者>が
Dodgersゼネラルマネージャー:Branch Rickey
と
近代MLBの最初の黒人プレーヤー:Jackie Robinson
である。
大人とは、「真にかっこいい」ことだけを
子供に真似をさせるべきである。
ーー 朱色会 ーー
自分の仕事に辛さを感じたり、悩みを持っている人は
この映画からヒントを得るかもしれない。
私にとってこの作品は、そのように心に映りました。
Q。貴方のポジションは?
ではまた、どこかの劇場で。
(20131201 鑑賞)
【2011-47th】連合艦隊司令長官 山本五十六:★★★★ & 2011最後のオフ会 [映画(や]
五十六とは、父親が56のときにできた子供である。
(私は、氏名で名前の漢字表記が左右対称の人にぐっとくる性分である←?
私の一族の墓は、長岡にある。戦時中、長岡は需要な軍事拠点ではなかったものの、
米軍はわざわざ爆弾を残し、日本海へ帰投の際、その残弾を長岡に落とした。
~~~~
鑑賞記:日の本の国のゆくえ
戦争が、丁寧に、そして平素に描かれている。
1.軍人のルーツ
の部分は、戦争映画としても描かれていないものだった。映画を観てから気がついた。
・・・近代の日本の7つの戦争は、すべてつながっているのである。
精緻なるCGは、破綻なく戦場の迫力を表現している。
役者さんも自己の日本人としてのDNAを掘りほこし、演者として奮闘している。
2.戦争の「種」
とは、偏見という名の「無情報」である。
つまるところ戦争とは
「いかに(多くの)国民に銃を手に取ってもらうか?」ということです。
それに成功すれば戦争が起き、失敗すればそれはそれで内戦が起きる。
作品のなかでは、報道機関に先導された市民という構図が描かれているが、もともと戦争とは政府による
完全なる統制のもとで行われるのであり、報道機関もそうなっていたということでしかない。
およそ企業人とはサラリーマンなのである。
そして、それはいま解かれているとは限らないのである。
3.戦争が犯罪ならば・・・
その犯した罪は、全関係人、つまりこの星に棲むすべての人間にに按分される。
市民>兵隊さん>報道人
重い言葉とは、短い中にも繰り返しがある。わたしの好きな言葉のひとつである。
・・・昭和20年8月15日を境に、日本人は変異した。
経済と遊興(消費)のみを追求する「こどもの帝国」と化した今、これからの日本はどこへいくのか?
映画を観たあと、今年最後の映画ブロガーの皆さんとのオフ会を楽しんだ。
・・・そういえば去年は、入院中だったね。時の早さを痛感する。
(タイタニック・ロックです。)
それでは、恒例のやつ「始めます。」
ひとまず休憩に入ります。
【2011-6th】八日目の蝉:★★★★★//☆ [映画(や]
鑑賞記:おんなたちに引き継がれるもの
原作は未読。構成・取材中。それまで→放送禁止となったCF。
子どもが生まれない(急激にいなくなる)というこの国の課題の他に、
・・・「こどもを、うまく育てられない親が増えている」
という状況に反駁できる人は少ないだろう。この日本では。
「状況」は皆知っている。ではこのブログの読者に問おう。Q。
「理由」は何なのですか?
~~~~~
1.トリプル・ヒロインな映画
千の顔をもつ女:井上真央
・・・若い娘をあんまり褒めると、悪影響がでてしまうので控えたいが
この子には本当にたまげた。
女優というのは自分の持ち味をベースに役を構築するのが常套手段だが、
この子は役の歴史に自分のDNAを改編しているのではないかと思えるほどだ
うわつらだけでなく、細胞レベルで自分を再構成して演技は観ていて舌を巻く。
最近はここまで演る若手はいない。「太陽の陽子」ではない別人がここに居る。
歳を取らない女:永作博美
対して、永作は永作風を完全に踏襲する。女優とは、打ち上げ花火型と線香花火型があるが
彼女は間違いなく後者。芸歴の年月だけ、パチパチとずっと華を咲かせている。
上記2人はもはや魔女のようにスクリーンを席巻する(きっぱり
・・・さながら『新しい(女の)怪奇映画』を見ているのではないかと思うほど。
ツートップな映画と思われがちな本編だが、
これでは観客が持たないそれで・・・
猫背のおんなを演じる女:小池栄子
が要る。
栄子ォおまえここまで演れるようになったのか!(驚:映画女優に格上げby朱色会
「自分の中身」を出すことで肩の力が抜けていい感じ。
2.2つの宗教
ほとんどの人間は<お線香花火>。
長く、長くじっくりと光り続ける。
『オソトハコワイ』ですか?
新興宗教と既存宗教の違いはなんだろう?
それは、世代を超えて地域に育まれているのか、
一過性に一部の人だけなのかということだろう。
「救い」とは、誰かから貰えるものじゃない。
自分で見つけ出すものなんだ。
3.「打ち上げ花火」では伝わらないこともある
監督の<慟哭>を感じる映画である。
いっしょにご飯を食べる。
いっしょに寝っ転がる。
いっしょに笑い合う。
パチパチと・・それらは、すべて「他愛無い」ことだけど。
映画とは、おんなを撮る物・・と見つけたり。
ーー朱色会ーー
おんながいないと人は続かない
人間の笑顔(愛嬌)も伝承されない
そのためには、「男」が<ちゃんと>しないとね。
『アイが分からない。アイって何?あたしなんでココにいるの?』
<あなたは、答えを見つけましたか?>
・・・まだ私(朱色会)も鳴いてます。
鑑賞後、数刻が経つが、まだ赤ん坊の鳴き声が私に鼓膜に響いている。
「彼女たち」の中で、一番熱演していたのはこの赤ん坊かもね。
(校了です。是非ご覧になって観てください。
あるニュース。←あ・ほ・か!
他の方のイケン。
【2009-14th】YatterMan(ヤッターマン):★★★★★ [映画(や]
鑑賞記:おかえり。ありし日の「愛」、「勇気」、「希望」たちよ
わたしは「ドラゴンボール」は見ないが(↓の作品のほうがいい
http://www.youtube.com/watch?v=qKpqNMY274c&feature=related
「ヤッターマン」は死んでも外すことができない(年がばれるな。
http://yatterman.jp/
http://www.youtube.com/watch?v=4F76JZBcSVw
1.「プロフェッショナル・コスプレイヤー」たちの意地と実力
・・・この映画をみて《卒業》を決意する
アマチュア・コスプレイヤーの方々は多いのではないか?
外見もハイレベルだが、それにもまして<中身(心)>まで「着替える」ことのものすごさ。
http://www.youtube.com/watch?v=wrId9P4N3IU&feature=related
特に、ドロンジョの両脇に仕える二人のなりきりぶりはものすごいの一言につきる。
ケンドーコバヤシのトンズラーもなかなか。
生瀬勝久扮するボヤッキーは、まるで原作のキャラクターが彼に憑依したのではないかと思わせるほどだ。
それほどに、そのレベルは南アルプスのごとく聳え立っている(笑
2.蘇るヰタ・セクスアリス
・・・ドロンジョ様 だったかなーー
・・・「アイ」ちゃんだっとかも~~
(元「おとこのこ」だった読者ならばこれでわかってください(晃
3.豚もおだてりゃ木に登る・・・で、いこう。
http://www.ytv.co.jp/yatterman/
この映画(というかこの作品)には喜怒哀楽のひとつがまったくない。
それは、<今>の世には鬱積し充満している感情だ。
・・・三池氏(と、その一座)は、ほんとに観客が望むものを魅せてくれる。
この映画でそのことがよくわかる。
『お客さんに、心から楽しんでもらいたい。』
私は、そのことに気がついたとき(それは上映中だったが)
不覚にも落涙した。
ひさしく忘れて(遠ざけて)いたからだ。
<眉間の筋肉を弛緩したい>かたは、
この映画を観てその効能を確認するとよろしかろう。
(眉間の筋肉以外もゆるむ。)
おすすめです。是非ごらんください。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id330690/
P.S <最後は、ホントなのかパロディなのか判断に迷う>
ご覧になる方は、最後の最後までご覧いただくよう
先観者としてアドバイスしておく。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id330690/rid118/p1/s0/c7/
Yahoo!映画ベストレビュー↓(この映画。楽しんだもん勝ち。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id330690/rid51/p1/s0/c2/
次点(↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id330690/rid138/p1/s0/c9/
本日の次回先発予告:ジェネラル・ルージュの凱旋へつづく。
2009.3.7 朱色会
~~~~
ああああ。シャアがぁorz...(↓
http://www.youtube.com/watch?v=TeY9RgWhmXs&feature=related
あ、アンドロメダがぁああああ(↓
http://www.youtube.com/watch?v=TeY9RgWhmXs&feature=related
は・・鼻があるぅぅぅうウウウウ!
http://www.youtube.com/watch?v=TeY9RgWhmXs&feature=related
ああああああ
http://www.youtube.com/watch?v=UGXQcHOBYIE&feature=related
【2009-9th】余命:★★★ [映画(や]
鑑賞記:人のいのち、つづきあり。
1.「途中下車」ってなぜあるんだろう?
つねづね考える話題だな
「おぎゃ」と生まれ、老いて『カクリ』で終了でいいではないか?
『カミサマ、ナゼコノヨニ<ヤマイ>ヲツカワサレタノデスカ?』
2.松雪の演技
が特によい。自己の生命力すらコントロールしているのではないか
と思えるほどだ。なぜ、主人公にそれほど投影できるのか不明だが
とにかく松雪の演技に魅了された。
人を継ぐもの
それは女なり。
ーー朱色会ーー
桔平もいいぞ。甘ちゃん→目覚める(あるきっかけ)→確かに生きる父親
の変化をきっちり好演した
また、出番は短いものの。林遣都やXXXの演技も
ピリリと印象深い。
XXX。『想いをよせる幼馴染が島をでていった夜、号泣した男(想像)』を好演。
『島』に縁のある方にとくにお勧めできる作品です。
演技者たちの健闘はこの作品はすばらしいものがあるが。。。
序盤のテンポが悪い
中盤から王道の映画モードになる。冒頭の部分は最後まで見てみると
大分整理できるかなと思った。複線張りかなと思ってみていたが
それは要らなかったね。
後はちょっと言葉(台詞)に頼りすぎかな。映画なんだから
そしてそれを表現できる熟練の演技者を集結させたんだから
もっとやりようはあるなと感じた
指輪の挿入・クローズアップも少しくどいです。『・・・わかるて』
3.結論
最初の自問にもどろう。
この映画を見るとその答えの片鱗が垣間見える
残酷な結論に聞こえるかもしれないがそれを云っておこうと判断した
「なぜ、途中下車が必要なのか?」
「それは、<終着駅まで行くほとんどの人のため>に必要」
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E5%A4%95%E6%97%A5%E3%80%80%E6%B5%B7&gbv=2
途中下車した人との記憶・感情・体験を薪(まき)として
機関車は終着駅を目指す。
この世において生きている、いや、
いき続けていく人々は「愛する人との死」に対面する
その人と生きた時間を反芻し
自分がこれからも生きていくことに意味を見出すのだと思う。
だから、この際敢えて言っておきたい
・・・そう。
「余っている人生」なんてない。
「余っている命」なぞ、存在しないのだ(泣
2009.2.11 朱色会
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id331967/rid54/p2/s0/c20/
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?fr=top_ga1&ei=UTF-8&p=%E4%BD%99%E5%91%BD
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http://images.google.co.jp/images?gbv=2&hl=ja&sa=3&q=%E4%BD%99%E5%91%BD
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%BD%99%E5%91%BD&ei=UTF-8