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【2009-9th】余命:★★★ [映画(や]

鑑賞記:人のいのち、つづきあり。

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1.「途中下車」ってなぜあるんだろう?

つねづね考える話題だな
「おぎゃ」と生まれ、老いて『カクリ』で終了でいいではないか?

『カミサマ、ナゼコノヨニ<ヤマイ>ヲツカワサレタノデスカ?』


2.松雪の演技
が特によい。自己の生命力すらコントロールしているのではないか
と思えるほどだ。なぜ、主人公にそれほど投影できるのか不明だが
とにかく松雪の演技に魅了された。

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人を継ぐもの
それは女なり。
ーー朱色会ーー

桔平もいいぞ。甘ちゃん→目覚める(あるきっかけ)→確かに生きる父親
の変化をきっちり好演した
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また、出番は短いものの。林遣都やXXXの演技も
ピリリと印象深い。
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XXX。『想いをよせる幼馴染が島をでていった夜、号泣した男(想像)』を好演。

『島』に縁のある方にとくにお勧めできる作品です。
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演技者たちの健闘はこの作品はすばらしいものがあるが。。。

序盤のテンポが悪い
中盤から王道の映画モードになる。冒頭の部分は最後まで見てみると
大分整理できるかなと思った。複線張りかなと思ってみていたが
それは要らなかったね。

後はちょっと言葉(台詞)に頼りすぎかな。映画なんだから
そしてそれを表現できる熟練の演技者を集結させたんだから
もっとやりようはあるなと感じた

指輪の挿入・クローズアップも少しくどいです。『・・・わかるて』

3.結論

最初の自問にもどろう。

この映画を見るとその答えの片鱗が垣間見える
残酷な結論に聞こえるかもしれないがそれを云っておこうと判断した

「なぜ、途中下車が必要なのか?」

「それは、<終着駅まで行くほとんどの人のため>に必要」
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途中下車した人との記憶・感情・体験を薪(まき)として
機関車は終着駅を目指す。
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この世において生きている、いや、
いき続けていく人々は「愛する人との死」に対面する
その人と生きた時間を反芻し
自分がこれからも生きていくことに意味を見出すのだと思う。

だから、この際敢えて言っておきたい

・・・そう。
「余っている人生」なんてない。
「余っている命」なぞ、存在しないのだ(泣

2009.2.11 朱色会

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