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【798節:映画】劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編:★★★★☆ [映画(か]

待たせたね。(結末に言及しないように執筆しました。)

鑑賞記:人が遺すもの、「正しいことば」


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監督:外崎春雄
制作:ufotable
配給:東宝とアニプレックス

1.<鬼の種>は、除くことができない己の心・体・験に宿る傷


海の内外を問わず、あることで人と人の関係は分断される世となっている。
それと関係するかのように、人の所業とは思えぬ(つまりは鬼のような)
事柄が世間を騒がしている。

・・あ、映画の話だったね。

例えばこの元ヒト。
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明らかに<体と心の埋まらない溝>を突かれたね。


2.ただし、「種」を自意識できるうちは、まだ間に合う。

(『泣いた赤鬼』を除いて)なんでいつも鬼は一人なのか悩む
群れない。仲良し鬼たちって聞いたことがない
つまりは仲良しと鬼は相反関係があると云えるかな?


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(・・それとも、実は彼らは鬼ではなかったか?では、なぜ鬼は生まれ、育つか。

ー☆:「一般客」がもっと話に絡めばよかったかな「」を入れるならば…

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3.ほとんどの「鬼」は、自分が鬼となったことを知らない


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されば、である。


「鬼を滅ぼすのに、刃は要らない。」


…生まれるのを防ぐのは人間には困難だ。出来るのは人を喰うところまで育てないことだ。

(出来ると書いたが、難易度はさほど高くはない。やればいいだけ)

声優たちの熱演に一番拍手を贈りたい。(こころが技を凌駕するとはこのことか。
この作品が未曽有のヒットを
残したのはもちろん「いい映画」だから
(乾くこころにまっすぐなことばは、観る人のこころに染み込み、何かとなって溢れる。

…巷では皆無だからね。

娘よ。この世に人が遺していけるのは「名前」だけ。


『あとは自分で考えなさい。』


校了


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