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【815節:映画】オッペンハイマー:★★★☆ [映画(あ]
鑑賞記:核と映画と、二人の「director」(仮題)
↑でだいたい伝えたいことは分かりますね?...観た人は。
現在、取材中です。
1.夢と空想の魔術師、改めて過去と云う「現実」に挑む
人間を長年演っていると、ある時節で、誰でも「なんで<わたし>なんだ?」と自問自答する局面に出会う。
まるで運命の渦に導かれるように、それは「私」を逃さず、離さず、その「核」とも云うべき
役割に閉じ込められ、全うを強要されるのである。この体験を有する読者は多いはずだ。
・・・あ、映画の話だったね。
2.名声と非難は「我に」、それ以外は「他方に」。
それは、その「能力」がある。というものと似て非なるもので当てはまる言葉で一番しっくりくるのは
「運命」とか「機会」に近い。人間は各々才能という領分と等量なる「苦節」を与えられ
あるものはそれと対峙し、そしてあるものは「見て見ぬふり」をする。
3.(ここを書くかどうか、思案中)観ていないひとはここでおやめください。
さて、この映画ですが、<原爆を作った男の深層心理>を描写しているようにも一見観えるが・・・
「彼」に近づこうしたら、「彼はわたしだった」という結論となったということだろうか?
映像や展開からそれは類推できるが、まだ見ていない方にとっては余計なことだったのかもしれない。
しかし、これも実は「運命」なのだ。甘んじて受けていただきたい。私のブログは「観た人向け」
なのである。
(校了
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