【2012-4th】ALWAYS 三丁目の夕日’64〔3D〕:★★★★★//☆ [映画(さ]
1964年は、私の父と母が結婚した年である。
翌年、わたしは生まれた。
鑑賞記:「映画の中を生きる」ひとびと
1.世話焼きおばさんの活躍=人類の存続(きっぱり
もたいまさこさん。いい感じです。
(世話焼きおばさんがいなくなった今、現代の少子化は当然の結果だろう)
2.トウキョウに棲むは「金の卵」の末裔
今回はノストラジックは抑えめ、そのかわり家族から家族へリレーされるテーマ
がクローズアップされている。それは何かって?劇場へどうぞ。
3.「何かを持っているひと」に成ろう
それさえもっていれば、どの世でもなんとかやっていける。
それとは何かって?なんでしょう?
4.演技のなかの演技(芝居)の妙
さじ加減なかなかのもの。
吉岡秀隆くん。いい役者になりましたね。
(「自称」一番弟子は、自分の定めた『師匠』をきちんと正しく見ている。)
『わたしも、あなたがいちばんすきなものを、じぶんのじんせいにつかいたい。』
堀北真希は、映画の中ですくすくと成長していることを確認できる。
(真希は百恵さんをほうふつさせる。)役者道を先輩から受け継げそうだ。
(ケンイチの)小雪さんは、役でも現実でも母親となる。おめでとう。
「私、幸せよ。」・・・旦那衆の皆さん、聞いたことある?ない?
奥さんたちへ、言ったことある?ない?
・なでしことは、平成の「東洋の魔女」。
1964年とは、日本が敗戦後、国民全員が初めて空へ顔を向けた年だったんだと想像できる映画です。(わたしはまだ影も形もなかったので。その後、しばらく、圧倒的な自信と元気が世の中に充填されつつまれた。それは私も体験した。
希望(夢とか愛とか)に満ちあふれたあの頃へ還ることができる。
「Always64」とは、私にとってそのような映画です。
是非御覧ください。
・・・さて、またオリンピックが始まる。
(本日 2012/1/28 の、蘇我(千葉)の夕日。)
校了です。
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