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ひ)ヒトラーの贋札【THE COUNTERFEITERS】 [映画(は]

鑑賞記:<今>に通じる「才と時代」

http://www.nise-satsu.com/ (←このドメインよくとれたな。

1.日本国が、日偽国に為らないために

耐震強度偽装あたりから端を発し、

不二家ケーキ

ミートホープ。

船場吉兆・赤福。

白い恋人。

比内鶏。

ずさんな年金記録管理。

様々な薬害。

再生紙偽造。

この国では偽装の不祥事は後を絶たない。明けて2008年も継続している。
あろうことか、2007年のこの国を表す漢字は、【偽】。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=2007+%E6%BC%A2%E5%AD%97%E3%80%80%E5%81%BD&ei=UTF-8

正義とはよべない悪事が、立て続けに横行することとなった。
このままでは、本当に国名を変えざるを得ない。

関連記事(↓
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe8200/

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/food_labeling_scandals/

http://www.asahi.com/special/071031/

2.<ある意図>をもって作られる『層』と【壁】 

さて、企業の不祥事にせよ、悪代官さまの汚職にせよ。それは、(たったひとり)
では実現は不可能だ。それを実行・実現せしめる才能をもった集団が必須である

やわらかい布団。他人(ひと)よりも少しいい食事。そして限定された自由

それを与えるだけで。。。

人は案外とたやすくロボットになってしまう敢え無い(あえない)存在なのだ。

劇中での<工房の壁>はとても分かり易い。もちろんこれも比喩なわけです。
現在の壁をわれわれはいくつでも論(あげつら)うことができる。
・貧困層と富裕層
・正規雇用と非正規雇用
・経営層とそれ以外
・もともと1つの国で在った国の真ん中を縦断する壁
それら<有形無形の壁>は、それをわかつ両者に語りかけ、大きな影響を与える

壁が語りかける
『おまえも、再びあの壁の外に戻りたくはないだろう』

3.今なお存在する 【THE COUNTERFEITERS】

この作品は史実に則って作成されてはいるが、話の主題は現在に通ずる。

http://search.yahoo.co.jp/search?&p=%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%80%80%E8%B4%8B%E9%87%91&fr=msie7&ei=utf-8

人間の弱さ・強さ・浅ましさ・行動原理などをつぶさに観察が可能であり、
見方によっては、現在の社会の映し鏡のようにも観得る。

~~~~

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E8%B4%8B%E6%9C%AD

すべての人間には、才が与えられる
才がない人にも、才人を操れる才が与えられる
ーー 朱色会 ーー

 

∞。

2008年は、始まったばかりだが、本作品は、朱色会アカデミー作品賞候補に
躍り出ることとなった。この作品が、今年度最優秀作品のベンチマーク的存在となる。
今年度、この作品を超える作品に出会えなければ、本作がそうなるだろう。

上映館が少なくて、楽しい作品ではないけれど、この映画は、決してつらかった『遠い昔のことだけ』を言っている作品ではありません。いくつかのシーンは、過去の貴方や<現在の貴方の姿>を重ねることができる。・・・受け入れられる方は、是非ご覧ください。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tyst/id329129/

久々に読者に質問をしてこの節を綴じよう。

<貴方がいる場所>は、壁の内(なか)?
それとも外?

背を向けず・・・お天道様をきちんと見上げながら、暮らしていきたいものだ。

(とりあえず校了。21:05


に)28週後... [映画(な]

鑑賞記:人類、崖っぷち。

↓公式サイト(いきなり、びっくりする仕掛けになっておりますので、ご注意ください。
http://movies.foxjapan.com/28weekslater/

↓こちらもいいです。
http://eiga.com/special/show/1316_0

1.新感覚ゾンビ名づけてラガー(鬼ごっこ)ゾンビ

とにかく、追いかけっこシーンでは、在りし日の鬼にタッチされそうなドキドキ・ワクワク感が観客に芽生える。『たっ・・タックルされるぅ』(笑 このシーンを体感するだけでも、元は取れるだろう。

ああ…いつか、<鬼役>やりたいなぁ(もちろん、映画の中でのことですがね。
リアルじゃありませんよ。だって、楽しそうなんだもん。。。俺にもヤらせろぉ~(←?
とにかく、すばやし。既存のゾンビのような蠢きはありません(きっぱり。
パンフをみるとゾンビの追いかけっこシーンでかならず一人くらい嬉々としているゾンビ
いるもんねぇ・・楽しいんだろうなぁゾンビ役。うらやまし。

2.ふんだんなる迸(ほとばし)る血!!

もはや、ゲシュタルト崩壊させられるほど、笑いたくなるほどの爆裂ぶり。
出演者に、まったく配慮なしの炸裂のしかた。ああぁ(←??

3.秀逸なる舞台設定

B級ではとても実現できない。綿密なる舞台設定。
どうやって撮ったのかわからない<無人のロンドン>は秀逸なできばえ。⇒パンフによると撮影協力により実現したとのこと。
うーむ。エゲレスは、映画制作に関して理解が高いな。

さて、じゃそろそろ全編を通じて頑張ってくれたパパン・ゾンビにご登場いただこうかな。

4.軍隊と民間人

冒頭では頼もしい軍人さんも、パニックになってからは形無し。これって、映画の中だけの話じゃないんじゃないかな(笑

詳しくは、映画館で。

スケール感もあって、なかなか楽しめました。因みに『日後』は未見だが、本作を観てみたなった。パニックホラーの佳作といえるだろう。
(追伸。レンタル屋さんで、日後観ました。予算的には前作の方がかかっていないようですが、内容的には、前作のほうがよくできているなと感じた。(ラストもいいしね。
28日後...:制作費 $8,000,000
http://ja.wikipedia.org/wiki/28%E6%97%A5%E5%BE%8C...
http://ja.wikipedia.org/wiki/28%E9%80%B1%E5%BE%8C...

評価:68点

(校了:22:35 

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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%88%E5%B4%A9%E5%A3%8A