【2012-9th】戦火の馬(原題:WAR HORSE):★★★★ [映画(さ]
鑑賞記:スティーブン、「ひとりの馬」に出会う。
やはり、いくさに馬は欠かせない。KUROSAWA親父も雲の上から喜んでいるだろう。
1.一頭の馬を主軸とした人間群像
(↑舞台版【War House】動物は「演技」をしない。
できるだけリアルに自然に撮る。これがスピ兄ィのひとつの回答www
馬の目線から見える「人間たち」
2.人間だけが戦っている。馬は無心に「走っているだけ」
3.ハリウッドのマキバオー、戦場を疾走す
このロングカット(ありえない長回し)にやられました。。
(このシーンだけで、入場料分の価値がある。)きっぱり
(われわれを売り買い使う)人間って、わかんね~(by馬たち
『でも結局、あなた方を乗せて走るのがすきなんです。』(涙
・・・そのようにつくられ、ここにきました。
校了
【2012-6th】しあわせのパン:★★★★★//☆☆(フルマーク) [映画(さ]
鑑賞記:やさしさの畔(ほとり)
人間とは、二時間ずっとハラハラと泣きつづけることができるのか?
それは、可能である。・・・私自身が証拠である。
1.独特の映像色
知世さん。か・・・変わらねぇ。。(驚愕 と、いうかさらに美しくなっている。
(ショートヘアいいね。
パートナーを扮する大泉洋が、またいい演技をしている。
2.トウキョウ女と、北海道男
お店に立ち寄ったひとびとは、「何か」を見つけて旅立つ。
3.『・・・(沈黙)』が伝えること
人は、(特に日本人は)それほどはべらべらとは喋らない。しかし、それでも伝わるものは伝わる。
それを改めて気が付かせてくれた映画。【しあわせのパン】とは、わたしにとってそのような映画です。
大切な人と是非ご覧になってください。お勧めいたします。
【2012-5th】J・エドガー『J.Edgar』(原題):★★★ [映画(さ]
鑑賞記:権力への執着は朝露の様に消え、やがて「友」情だけが陽の暖かみの様に遺(のこ)る
できた。あとは戯言になりそうなので、明日も早いし、ソネブロまた重いので寝ます。
カントクは御大。レオとは初タッグかな。映画の日で今日は1000円で鑑賞できました(嬉
お休みなさい。
1.男のフリ方
一発でああなる御仁もいるのでね(きっぱり。
おんなたちよ。よくよく気をつけて扱って欲しいね。頼むよ(懇願←?
2.孤高の男の属性
歴代の大統領を、<鼻垂れ小僧>としてあしらった男も、勿論人としての苦悩は持ちあわせている。
オレは、大丈夫。オレはやれる。オレはやり遂げる。こんな感じの人、近くにいますかね?
3.自由な国アメリカとは、不自由なる歴史から生まれいづるこども
自由をコントロールしてきた歴史(事実)が、納得感をもって観客のこころに響く。
(「自由」を守るのも、楽じゃないねぇ・・・
【2012-4th】ALWAYS 三丁目の夕日’64〔3D〕:★★★★★//☆ [映画(さ]
1964年は、私の父と母が結婚した年である。
翌年、わたしは生まれた。
鑑賞記:「映画の中を生きる」ひとびと
1.世話焼きおばさんの活躍=人類の存続(きっぱり
もたいまさこさん。いい感じです。
(世話焼きおばさんがいなくなった今、現代の少子化は当然の結果だろう)
2.トウキョウに棲むは「金の卵」の末裔
今回はノストラジックは抑えめ、そのかわり家族から家族へリレーされるテーマ
がクローズアップされている。それは何かって?劇場へどうぞ。
3.「何かを持っているひと」に成ろう
それさえもっていれば、どの世でもなんとかやっていける。
それとは何かって?なんでしょう?
【2011-41,42th】人生、ここにあり!:★★★★★/木漏れ日の家で:★★★ [映画(さ]
目黒シネマにて鑑賞。
ひさびさに滾々と心が涙で潤ったね。
ノラネコさん、とらねこさん有難う!
鑑賞記:やり甲斐がないので生き甲斐がないのではなく、やり甲斐を与えて生き甲斐を見出させるということ
1.組合の有り様の変遷
もう死語となりつつある組合ということば。企業を「家族」としたとき
会社:効率と利益
組合:それ以外すべて
と、まさに父母の役割を似合っていた時期は遠く過ぎた。父子会社だけが幅をきかせる今日このごろ。とくに顕著なのが欧米と我が国である。
2.弱気ものたちを助け、おのおの確固たる個に成長させる大切さ
斬り捨て御免がまかり通る現代ではシンジられないことだけど・・・
カセいでいるんだったら、ヤってよし。ただし、相手次第だけど。
カセいでいないんだったら、やっぱダメ。
3.誇り在る個の連理。それがまっとうな組織の有様
・・・であることをわたし(朱色会)はよくよくわかっていたはずなのに。。ハズカシス。
それを思い出させてくれた映画。「SI PUO FARE」とは、朱色会にとって、そのような映画でした。
最期に、一言叫ばせてくださいませ。
『役者って、・・すげぇなぁ!!(感嘆)』
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次は、「木洩れ日の家で」
鑑賞記:人が遺すもの
1.母親という女の、最大の作品は「息子」
娘は?う~ん。「作品とは云えないね」この映画を観るとね
2.人は、何をもって何かを遺したと思うのか?
男の子は旅立ち、他のおんなの元へ
男も同様か、あるいはお概ね「お先に~」
3.健康なる女性は、須らく
こうなるのです。だからどうだという話じゃない。
だからどうする?
と、いう映画です。
どちらもいい映画でした。
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わたしゃ本当にラッキーだな。こころが乾いているときに必ず援軍が現れる。
・・・感謝です。ありがとうね。
おやすみ。