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ま)マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋【MR. MAGORIUM'S WONDER EMPORIUM】:★★★ [映画(ま]

鑑賞記:コドモのままの大人たちへ/オトナびている子供たちへ
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この映画純粋なる子供に供しているわけではないことは
劇場の子供たちの振る舞いから分かることだった。
いやぁ~むずかる。むずかる。

つまり、<タイトルに挙げたとおりの人物たちへのプレゼント>になるんだが・・・

ならばそれは最初から言ってあげたほうがいいかなとは感じた。
・・・それでは、始めます。

1.権利は、それに相応しい実績があればこそ
『すべてをやり切った』という台詞を言える大人(ターレン)は、この世に何人いるだろうか?

この人は、
『全てを演りきった』と言える俳優の一人だろう。だから、リア王のくだりの言葉に重みや説得力が生まれる。
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http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/typs/id20620/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%B3

『道』なかばの女優(ひと)。
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http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/typs/id69081/

「途についたばかり」のひと
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不思議なおもちゃ屋という邦題がいうように不思議なバランスの世界観なのだ

表現しているテーマは、圧倒的に大人より、しかし表現している対象は、圧倒的に子供。

なので、大人は楽しめるが、純粋なこどもにとっては酷な作品となっている。

完全に子供向きとするならば
「わーすげ」
「わーすげ」
「わーすげ」
・・・と言わせて終わればよかったのだ。

しかし、この映画の主題はかなり大人よりのものとなっている。
大人も楽しめ、子供も楽しめるというのはほんと難しいのである。

一つ目の軸は、世代交代。
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2つめの軸は、こちら。
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そして、忘れちゃいけない・・・最後の3つめは、子供(人間)とおもちゃ(もの)の関係線だ。
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さて、話を戻す
「ただ死に絶える」
リア王の一説が心に掛かる。
そのことばには、全てを全うしたものだけが表現できることであり、そしてそれは
ほとんどの大人たちは口にはできないこと。

「一生をかけて、私はやりきった」
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その相対する対象が、本作品では導入部の彼ということになる。
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すべてを前向きにとらえていく会議風景
「私の会社があんな風だったらどんなに楽しいか。」
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それじゃ~ヘンリーどまりってことになるだろう。
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<あんたが会議を変えりゃいいだけ>の話だ。(これ、イシカワさんの受け入りね。
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私は、子供を卒業したは思っているので、<いまのおもちゃ界の仔細>はわからんのだが
いえることはおじさんのようなお店はないだろう。

それは、どうすれば取り戻せるのか?

その答えは、あなた自身がこの映画をみて見つけてください。。
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ええぃ・・上映も終わったことだし、答えをいっとくか。

子供がこどもらしさを取り戻し
大人がオトナ本来の姿を取り戻せば
もどってくるんじゃないかなぁ。。・・・そう思うけどね
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難しい。…今となっては

~~~~~
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id328770/s0/or1

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%81%9F%E3%81%A0%E6%AD%BB%E3%81%AB%E7%B5%B6%E3%81%88%E3%82%8B&ei=UTF-8&fr=moz2&rls=org.mozilla:ja-JP:official

(校了です。おやすみ。
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