WC2010ー対パラグアイ戦(0-0,pk4-5) [サッカー]
TV観戦記:胸を張って帰って来い
修行僧のように頬が痩けた戦士たちの、戦いが今終わった。
しかし、彼らは何か大きなものを得たと思う。
この数日間で得たものを大切にして欲しい。
敗者にはなにもしてくれるなという言葉があるが・・・私にはある。
「ありがとう。」
・・・もう、何年間も<他人と肩を組んだ>ことがない
おやすみなさい
WC2010ー対デンマーク戦(3-1) [サッカー]
TV鑑賞記:日本、E組を抜ける。
1.ピッチ内の以心伝心
2.ベンチからの以心伝心
3.日本からの以心伝心
高い目標と、それに値する準備に、結果がつながっている。
彼らは、「遥か先」を歩み始めた。「満足していません」という本田の言が心に残る。
【W杯】本田「うれしいけど、喜べない」
試合後のおもな岡田ジャパンの選手のコメントは次の通り。
本田「うれしいですけども、何か喜べない。目標は、はるか先にある。
まだ、満足できません。次が本当の戦いだと思うので一歩一歩、次の試合でも証明していきたい」
長谷部「ほんとうにチームがひとつになって戦った。日本も大勢の人が一緒になって戦ってくれた。体を張った。(決勝Tのパラグアイ戦だが)失うものは何もないので、どこまでも突っ走って行きたい」
松井「勝利に貢献できたのが大きい。歴史を塗り替えるのが大事。決勝Tなので力いっぱい、勝利を見せたい」
岡崎「圭佑がシュートを打つと思っていたんだけど、準備して良かった。次も決めたい。このまま勝ち進んで、ベスト4に行きたい」
中沢「苦しい時間帯あった。(パラグアイ戦は)とにかく勝ちたい。目標はベスト4しか狙っていない」
たぶん。もう寝れないだろう。
日本のサッカーは、次のステージへ上がった。
日本は、まだまだやれるのだ
校了
WC2010ー対オランダ戦(0-1) [サッカー]
TV観戦記:次へ。
http://www.fifa.com/Live/Competitions/worldcup/matchday=9/day=1/match=300111117/
WC2010ー対カメルーン戦(1-0) [サッカー]
TV観戦記:静かなる若きサムライたち
「持ってるし、出来ている。」
・・・あとは夜が明けてから。
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4年前の記事たち。
克己
ストライカー創生元年
『果てしない上』
今回の選抜メンバーは精神的にもかなり成長している。
躰は若いのに、精神は<武蔵のように老成している>といえるほど。
誰もが、<誰かに頼っていない>。
サッカーの歴史の一人一人であるとメンバーが自覚していることを、
その発言から伺える。誰も浮かれていない。
・・・彼らは今、日本蹴球史上の人物となりつつある。
敵はおそらく、その若さを突いてくるだろう。それにどう備えるか?
どれもこれも、次の試合の結果次第だ。
声たち
その2。
おやすみ(1:45)
ストライカー創生元年 [サッカー]
0-0。「誰」がいないのか判った。「ストライカー」
よって2006年は、日本サッカー界ストライカー創生元年とする。
カムバック。釜本。
どんなチームだろうと、必ず1点もぎ取ってくれる男を、
12年から16年掛けて創り上げる。
それが必要なことを痛感する試合である。
サッカーの勝敗は、点数。よって
まずは1点を取ることが何よりも重要だ。
決定力不足と巷のにわかファンまでいう。だが正しい。
おしぃだけでは勝ちあがれない。
この大会の日本の最大の収穫は、
「わが軍に、ストライカーが存在しないことが判ったこと」
だ。これにつきる。これ以外ない。
守りや玉まわしは世界レベルに追いついた
だろう。しかし勝利するための機能がなかったのだ。
点取り屋。
どんな状況であろうと、ゴールにボールを叩き込むことが
できるやつ。
試合90分のうち、やく10分しか仕事しないやつ
だけどかならず点を上げるやつ
生意気だろうと私生活にだらしがなかろうとサッカーに勝つと
いう観点で瑣末なことはいうまい。
試合中にかならずそれだけは履行・実行可能な男を
創り上げる。それが日本のこれからの課題だ。
いま、ストライカーはいないので、
本大会は終了したも同然なのだが、
次の試合は、4年後のために試しておきたいことができた。
世界屈指のストライカー4名を擁するブラジルに対し、
守りと玉回しで、「負けない」ことをどこまでやれるか?
それを世界に示して、今回は胸を張って帰ってきて欲しい。
強靭な防御力は、維持したまま(ポスト川口の課題はあるが)
攻撃力を身につけた日本チームを4年後、世界に送り届けよう。
…いまは、ブラジル戦が楽しみだ。
将棋でいえば、角2枚+飛車2枚があちらの陣地にあり、
コチラの陣地には、角と飛車のあるべきところが
「ぽかん」
と空いている。そんな状況なのだ。そして、その状況で
2戦戦ってきた。そう考えてるとよく健闘していると思えるように
なってきた。
1名のキーパーと
5名の守備的・ミッドフィルダと
5名の攻撃的・ミッドフィルダと
0名のストライカー でよくぞ戦ってくれた!!
もう一度いう。1-5-5-0。これがジャパンチームだ。
…と、冷静さを装いつつもココまで書いてきたけれど、応援するキモチは
変わらないぞ。なにしろ、対戦相手の顔を目が落ち窪むほどに
へろへろにさせた結果は、闘うのがヤナチームだなと思わせるのに
十分だった。その辺は評価に値する。
あと、試合終了とともに、足がつってしまったニポン選手に対し、
相手側のクロアチアチームが、自分もへとへとに疲れているだろうに
足のストレッチをしてくれたシーンをTVで見た。
朱色会としてサイコーのスポーツマンシップに溢れたシーンだった。
この大会で今まで一番ココロ温まる出来事である。
…まとめに入る。角とできれば飛車も 次の大会までに用意する。
それをしよう。そして、世界のサーカー野郎どもにこぅ答えさせるのだ
「日本チームで警戒したい人は?」
「xxxxだね。」(全世界全員一致した答え)