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ま)真木栗ノ穴:★★★★ [映画(ま]

鑑賞記:ひとびとの「営み」

ぬ?「文藝ロマンスホラー」とな?(↓
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB
↑(ないぞ。

開口一番。まず、

粟田麗(あわたうらら)がガンバっている。
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・・・と、そしてもちろん

西島の演技技能は申し分ない、、西島ワールドは裏切らない。とそして・・・
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「オレにカンノーはムリだぁ~」と言わせているのは真木栗なのか、それとも西島なのか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%98%E8%83%BD%E5%B0%8F%E8%AA%AC

デカレンの、木下あゆ美が西島に健気に食いついている。
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撮影のときよりも「ふっくら」しとる(笑)まぁ無理もない。減量たいへんだったでしょう。
1年位前だからねぇ。。

スタッフでいうと、高間賢治さんの撮影がすばらしい。狭いところで人間目線の絵を撮るのは大変なんだ(きっぱり
http://makiguri.com/staff/takama.html
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1.真木栗をとりまく3人の女

女⇒男の捉えかたが、3人の台詞やしぐさから捉えられれば観客として及第点をもらえるだろう
・・・あとは自分(の経験)で解釈しよう。ココロがザワつく方もいるのではないか?photo164597.jpg

2.諭吉vs一葉
正規雇用型サラリーマンは月一で口座に入金があることが、
「常識」であると思っていますがそれはその世界でのことです。

出版界において「先生」とよばれている人は、その<世界の外>にいる。
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ま、流石に「センセエオカネないでしょ。」とは面前では云われないとおもうけど。
好きなことをしているからといっても、・・・それは楽なことじゃない。

サラリーマンとギャランティマンのどちらが「上」は論じないけど・・・
「俳優」という業も<サラリーマンの類>にはほとんどの方が入らないだろう。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=05065504430200

あの(喫茶店支払い)シーンはそう意味なんじゃないかなぁ。
http://fmhososhitsu.blog25.fc2.com/blog-entry-222.html

3.「穴」

主旨については観客の鑑賞力が押しなべて低下しているのを鑑み、大サービスで台詞で繰り返されとるから

いいとしても「穴」の解釈は、ひとそれぞれでしょう。。。

ワタシも「朱色会穴」がないかどうか探しましたよ。マジで(笑

・・・なかった。残念orz

こうなれば仕方ない(辞任・・・ドリルかってきます。
http://images.google.co.jp/images?gbv=2&hl=ja&q=%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%AB&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2

 ~~~~

え?3つめナニいっているか判らんて?

んじゃ種明かし。穴=才能の口そしてすなわち「世間」との繋がり。

「<ひき>こもっていちゃ、なんにも<で>ないわな。」

ちゅーこっちゃ(校了。

http://www.cinema.janjan.jp/0809/0809137124/1.php

http://www.hollywood-ch.com/report/08101501.html

http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87&ei=UTF-8

~~~~

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%B1%C4%A4%DF


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ま)ザ・マジックアワー【原題: The Magic Hour】:★★★★★ [映画(ま]

・・・・面白い。それも、ものすごく。
劇場に響き渡る笑い声を発したのは・・・覚えてない。生まれて初めてだ。
http://blog.magic-hour.jp/

鑑賞記:【映画】を受け継ぐ者(たち)
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以下、執筆中。しかしこれだけは最初にいっておこう。

三谷さん。貴方は、映画に携わるひとびとの心にあなたのファーストネームを与えた。
だから、私もこの言葉を届ける。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%B0%B7%E5%B9%B8%E5%96%9C

「ありがとう。」
http://jp.youtube.com/watch?v=ua7YTB-vkvQ&NR=1
http://jp.youtube.com/watch?v=c7hs-jysTuc&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=rYOrwQKZRw4&NR=1

浩市さん。貴方は「大先輩」の領域に到達した。・・・追い越しは「これから」による(笑
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E6%B5%A9%E5%B8%82

・・・すみません。<事件>↓が発生したので、中断いたします。再開未定。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%8A%A0%E8%97%A4%E6%99%BA%E5%A4%A7&ei=UTF-8&fr=moz2&rls=org.mozilla%3Aja-JP%3Aofficial
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http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20080608/index.html

・・・「誰も亡くならない映画」のことを書きたかったのに。。
 現実が空想を追い抜くことがよく起こるようになったな。…由々しきことだ。
http://blog.livedoor.jp/chyku/archives/50475297.html
ちょっと事件の全体像が見えないが・・頑張って再開する。

【Paper Moon】。
http://jp.youtube.com/watch?v=jhW3vjaWEBk&feature=related
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3

【Casablanca】。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AB_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
Humphrey DeForest Bogart.PNG
http://jp.youtube.com/watch?v=pa-dGYjSq5k

Ingrid Bergman.png

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http://jp.youtube.com/watch?v=nNMTZMncvQ4&feature=related

・・・・今日は、もう映画を評することができなくなりました。
↓おまけで中締めです。この世に生み出された喜事が、すべての哀しみを押し流しますように。。
http://jp.youtube.com/watch?v=UfKVjaU8yl4&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=PRxxw9B080I&feature=related
アキバ通り魔014.png
人間の一生というものは、『喜劇』で終わるべきだろう。

・・・お亡くなりになった、7人の、、、ご冥福を・・・(もう書けない。
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み)ミスト:★★★★ [映画(ま]

鑑賞記:私たちが請う【壁】は、実のところ作った<本人たち>を傷つける
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スティーブン・キング。彼は人間の本性を描くことを生業としている
何が彼の本ででてこようとも、主役は「人間」なのだ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0
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人は壁(それ)をなぜ望むのか?
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それがあると、「安定」するからなのだ。
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人が、壁を望むのは理由がある。

壁の中にいる『自分』と
壁の外にいる「他人」を区別することで
【自己(自分という存在)】を確立したいのだ。

いなかもんとワタシ。
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と、いうことばには、私は都会人でありたいという「自負」が

よそもんとオレ。
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と、いうきもちには、私には仲間が多くいるであろうという「感情」が

神に選ればれたるあたし
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と、いう感情には、自分が救われないことへの「一縷の縋り」が
『いつかあたし(だけ)は救われる』

金持ちと私
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と、いう定義には、オリはこれからも金持ちじゃないけど
その代わりにオレにはプライドはある(←?
という気概(強がり?)がその人にその言葉を思わせ、そして言わせる。

それらもろもろの感情の造詣のひとつが社会というものだ
社会とは
国とか
会社とか
家族とか
そういう言い方もできる
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&VideoID=26694428

・・・五里霧中の世の中だね
だれもかれもこれから世の中がどうなるのかよく見えないご時勢だ
どこへ進んだらいいのか
いや、そのまえに何のために進むのかよくわからない袋小路に
全員迷い込んでいる。

「映画がわからない」のは
『監督』のせいではない
ーー朱色会ーー
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Q。「あなたの目の前」は、晴れている?
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A.「晴れている」と答えた方(↓
『あなたは、自分が<霧のなか>にいることに気がついていません』
A.「見えていない」と答えた方(↓
『貴方は、よく見えています』

~~~~~
ひとしきり堪能したあと、私の脳裏に浮かんだことばは・・
『人間って、なんてばかなんだろう』
でした。(まさに、煙が流れていない映画館にいる観客のことば。

デート映画ではない。
デート映画にえらんだあなたが悪いのだ(笑
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http://www.brightcove.tv/title.jsp?title=716032170&channel=212357877

・・・しかし、万人向けではないものの、お勧めしたい作品です。
おひとりさまで、黙々と観てほしい。
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====
Yahoo映画レビューより(↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id329978/rid309/p1/s0/c1/

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id329978/rid282/p3/s0/c28/

~~~~~~
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%B8%DE%CE%A4%CC%B8%C3%E6

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%81%8A%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%95%E3%81%BE&ei=UTF-8&fr=moz2&rls=org.mozilla:ja-JP:official

『腹がへってるズラ。捕食して何が悪いズラ』
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【結論】
・・・<正しさ>とは、決して高級いや高給いや考究いや、「恒久」のものではない(校了。

Yahoo!映画ベストレビュー(↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id329978/rid359/p1/s0/c2/

http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/eec1_.html
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/15/Lilium_auratum_-_pollen.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a4/Misc_pollen.jpg
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ま)MICHAEL CLAYTON【邦題:フィクサー】/★★★★ [映画(ま]

この手の映画(暗殺者↓)は新しい切り口がないとなかなか。

http://info.movies.yahoo.co.jp/bin/search?p=%A5%D2%A5%C3%A5%C8%A5%DE%A5%F3

同様に、「弁護士もの」もそうなのだ。しかし、この映画には新しい切り口がありそうなので
賛否わかれるレビューを乗り越え、現在鑑賞待機中。

え・・・・早まるな?(笑

~~~~~
フィクサーとは、(揉み消し屋)のことではない。
映画の広告マンは、中学もでていないのか?(怒
↓ことばを慎め。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%BC
あなた方は、【映画】で「食っている」のだろう?
商売のネタへの「尊」の心を忘れるな!(怒

最近の映画広告業界の「卑」を帯びた表現文は目に余るものがある。
君らは、実際のところ、「何も作ってはいない」のだ。
<学校>をもう一度やり直したほうがいい(怒
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=fixer

↓)優れたレビュー:Yahoo!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328901/rid144/p1/s0/c1/
~~~~~

・・・さて、観てきたんだけど、
   いろいろ云えることはあるんだけど。。以前に上梓したこの記事がぴったりくる。

http://blog.goo.ne.jp/shuseki_kai/e/addcea72f260098d2104f5b586adc1fc

・・・それじゃ。またあとで。

~~~~
鑑賞記:私たちが、本当に闘っているもの
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人は、ある年齢から、<ある声>を聞き取れるようになる。
その声は、朝目覚めてから始まり、夜就寝し寝入るまで本人に問いかける

『アナタの人生、「それ」でいいの?』
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「豊かになりたい」
「価値ある人生を送りたい」
「人様から賞賛されたい」
そして
「自分が望む自分に近づきたい」

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・・・現実の世界でも、「その声」に潰されてしまう人はいる。
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http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328901/rid128/p2/s0/c16/

監督はこのヒト。トニー・ギルロイ【Tony Gilroy】。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%CB%A1%BC%A1%A6%A5%AE%A5%EB%A5%ED%A5%A4
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http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/typs/id28952/
http://movies.yahoo.co.jp/interview/200804/interview_20080411001.html

・ショービジネスの寵児・優男
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・無骨でマジメルで不器用な男
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『どっちが、本当のジョージなのだろうか?』
この映画を観てその<問い>が私の中に沸き起こった。

この映画を観ると、その「答」が分かる
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http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328901/rid100/p5/s0/c44/

本当の自分に立ち返る勇気をもつことは、それこそ本当の勇気が要る。
そんなに、簡単なことじゃない。
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Q。

貴方には、「声」は聞こえますか?
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(校了
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ま)マイ・ブルーベリー・ナイツ【原題:MY BLUEBERRY NIGHTS】/★★★ [映画(ま]

鑑賞記:人は、一番近い人にその人にないものを求める

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Yahoo映画レビューベストはコチラ(↓ワタシも同イケンだ。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327838/rid69/p1/s0/c1/

・・・ん?ノラの超ロングPVかな?
と最初は思ったが、バイプレーヤの熱演により、α波は止まることとなった。
スタイリッシュな映像は、ウォンらしいできばえではあるものの。。
主人公はやはり<歌の人>であり、玄人役者衆が支えてあげている部分が垣間見える。
http://jp.youtube.com/watch?v=aBKcKQHZXks&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=paHlDr7kXIo&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=W6sE1L2laCc
正直にいうと、数回一瞬だが意識を飛ばすこととなった。

この映画、デート映画とみてかかると、酸っぱいパイを味わうこととなるだろう。

そういう意味では、本当のヒーロー・ヒロインが隠れている映画だといえる。。。んでそれはやはり
彼(デヴィッド・ストラザーン)と、
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彼女(レイチェル・ワイズ)ということになる。
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学校に番長とウラ番があるように、この映画も表の主人公たちと裏の主人公たちがいるというわけ。
映画に厚みを持たせたる、持たせざるを得ないときに製作者がよく採用する方法だ。

ジュードについていうと安心して観てられるんだけど、やや「使われ方」が固定化してきたなー
・・・という感はある。今の殻を破って、「一皮剥けた」演技を見てみたいけど・・・
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http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E5%8A%A0%E8%97%A4%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B5&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2

さて、オモテ・ヒロインの加藤ローサだが・・・
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・・・おっと間違った。我らがノラ・ジョーンズについてだが。。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA
『今回はアタシ。「役者」を演るわよ。』
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・・・という意気込みというか鼻息はスクリーンからありありと感じられる。
そのせいか彼女が、銀幕で謡うこともなく、(これは朱色会も楽しみにしていて残念なのだが
彼女はフツーの女を演じようとしている。
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やはり、天は2物を与えずというか・・あの歌のレベルを役者でやられちゃ
本職の役者の立つ瀬が無い。
かんばってはいるが歌の封印を差し引いたとしても他の役者のレベルが際立つこととなり
バランスが悪い。

「歌、うたっちゃっていいじゃないですかねぇ・・・いや、むしろ謡ってくれよローサ。」(←?

ま、PVだといわれたくないための演出というか役設定だとはおもうんだけど。。
せっかく神様から与えられた才能なんだから、。、、歌え。タノムから・・

歌えない役者さんは須らくクチパクになるんだぞッ!!
・・・歌えるんだからせっかく、、、(苦
(まだまだえんえんとブツブツいっている俺。。

さて、、話題のあのシーンについても一言いわせてください。
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やはりだな。。。「ジュードだから許される行為」だろうなコレはやっぱし。。。(笑
眠りこけた客にたいしてぇ~『ぶちゅう』は、やりすぎなのであります。いくらイケメンの
カフェ・オーナーであっても。女性客にも聞きたいねぇ。ノラはまんざらでもなく「ニマァ」
としていたな(笑
(その辺は、どうですか?カフェ・オーナーの皆様方。女性客の皆さま。
『もしもジェレミーが、モト冬樹だったならば・・・』
ソッコーでタイーホだろう。。。

「いや、冬樹さんでもイイ」っている方もいらっしゃるだろう。。しかしな・・・フフフ(←?

冬樹さんじゃなくて、福田総理だったらどうするんだッ!!

つまり、これこそがウォン・カーウァイ風ということであり、弱点であるともいえる。

「<美しきひとびと>しか出てこない」

(以下マジメルモードに突入だ。

~~~~~~
ブルーベリーパイは一体何の比喩を表しているのか?

・・・の答えが今もって捉えられない。

消化不良気味なのだ。難しいといわれる映画であってもあっさりと主題到達に成功する
朱色会であっても、この映画は難物だ。

ロード・ムービーというよりは、エリザベスの目を通していくつかの人間関係を表すいわゆる
オムニバス・ムービーの感がある。

『夜』の掛かりも薄いし、何よりも
ロゥとノラの絡みもないのでなんか感情移入できない。。
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冒頭でも述べたが、共演者の強烈な演技そのものがこの映画で楽しめるものだと思う。
とにかくもガラス越しに人間が映される。かなたに写る人間が、観客にとって遠い。
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人は、ひとりでいると人を望むのに、ふたり以上となると<他方が望む役>を重荷に感ずる
それは、恋人を演ったことがある者ならば同意してくれるだろう
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非常に矛盾した存在なのだ人間というものはね。

愛情が束縛に変わるとき、それを苦とするかどうかで未来は180度変わっていく
一番筋と離反していると思われる↓のエピソードの解釈も難しいね。
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さてと。。遅まきながら本題に入ろう。

1.人生の岐路となる舞台

喫茶店(カフェ)やバーは、女と男にとってはいろいろなことが起きる舞台であることは
日米においても変わりはないようだ。

「ゴメン。」

「ごめんなさい」

「結婚しよう」

「いままで・・・ありがとう」

「なッ!つきあわねぇか?オレたち。」

「…さよなら。」

「貴方が好きです」

出会い・別れ・再開もろもろの感情が宿った言葉たちが、椅子やテーブルに染み付いている
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暫定的な別れ・永遠の別れ・・・
暫定的な出会い・運命の出会い
または再会・より戻し
人が集うところは、そのための舞台なのだ。

2.ホームを持つということ

放浪するノラ。鍵は棄てた(預けた
家を持つということは、
物質的なハコや壁を持つということではない
<家に入る鍵を共有する人間を手に入れる>ということだろう
この映画は、そのことをイヤというほど説いている

3.観客が見たい絵をみせないウォン

『ノラを捨てるオトコとはどんなんだ?』
『ナタリーを放蕩娘にした父親とはどんなヤツなんだ?』
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『ジェレミーはなぜ恋人と別れたのだろう?』

などなど、説明が必要な部分をプロットからばっさりやっちゃうのがウォン風といえばそうなんだろうな
とはおもうが、観客しては興味あったよな。・・・かなり。

男として一番肩入れしたいキャラは・・・やはりアーニーだろう。

アーニーとおなじ境遇の男は、、少なくない。

シラフのときはきちんとした警官であるアーニーも、モト女房からああいう言い方をされてしまうのだ
映画の世界だけじゃないか・・

頑張ろうッ!!世の男たちよ!!
頑張ろうねッ!!

(ひとまず校了する。眠くなってきた。寝る。決してふて寝じゃないよッ!!
 ・・・明日は、仕事だな。
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