2012初笑い・みつまさ寄席 [レジャー]
少々、報告が遅れたが、2012年初笑ということで、職場の裏手で演っている
「みつまさ寄席」に行ってきた。都合連続3回目。はっきり言って、ハマっている。
・・・よせきじゃないよ!「よせ」だよ。(←?
鑑賞記:所作(しょさ)の美学
前回はとてつもなく混んでいて閉口したが、今回はそんなことなく
ゆっくりと観ることがことができた。この寄席、何がいいのかというと
噺家さんとの距離がとても近いので、細かな動き・目配せが
つぶさに鑑賞できるのである。
登壇は、いつもの金時さんと、若手の朝也(ちょうや)さん。
朝也さんの張りのよい声は、狭い店内を壁を跳ね返りまた返るほどだ。
いささか力技感があるもののしっかりとした噺ぶりはさすが
そしてやはり唸るのは金時さんだ。落語とは、
全ての演技者とスタッフと監督をすべてたったひとりで、己の演技と僅かな小道具のみで客に魅せるわけで
今回もその芸術的とも云える技を堪能できた。役者さんなんかは演劇を観るより
この寄席の技が勉強になると思う。
金時さんがスゴイのはこころまで瞬間に入れ替えることである。
「床柱をみてくる」のくだりで引っかかったくらいであとは完璧に役3人を演じ分けていた。あまりにうまくて心に迫った夫婦と子供の会話に、お客は初笑ならぬ初泣き笑いとなり、噺家さん冥利につきるウケ方でしたね。
今回は、終わった後、お二人と2,3言葉を交わすことができた。これも本当の寄席だと
ないんじゃないかな。みつまさ寄席。お薦めです。
(抽選も当たりましたよ。喜
こんどはホントの寄席(金時さんの)いってみようと思う。
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