【2010-8th】インビクタスー負けざる者たちー:★★★★★ [映画(あ]
鑑賞記:観察と忍耐、そして信念を貫くもの「たち」が栄光にたどり着く
1.錚々たる出演者たち
この物語は、「ある男」がフリーマンになるところから始まる。。
モーガン・フリーマン。ネルソン・マンデラ氏を扮する。また、オスカーを取るだろう(きっぱり
バイプレーヤーたちも輝いている。何人もオスカー候補を認める。
マット・デイモンも、完全なラガーマンとして役(躰)を作ってきた
2.他人への働きかけの源は、「体験と長い思考」
3.心を1つに。
厄災の根を断たないかぎり、厄災の花は咲き続ける
ーー 朱色会 ーー
過去を肥やしに、今に何かを始め、未来を良きものに
「忙しいことが勝利なのではない。」
<ある場所>に近づいていることを自覚できること。
『そのために自分の命を使っていると』
はっきり認識できていることが重要なのだ。
彼は、自分自身の<誇り(信念)>を一瞬も棄てなかった。であるから放つ言葉に重みをもつ。
まったく、イーストウッド御大は、期待を裏切らない。
試合の時間がちょっと長いけど、全世界的にはこの位の尺がないとラグビーファンは満足しないだろう。ワールドカップといえば日本はサッカーだけどね。そこは片目をつぶってフルマークです。
スポーツはスポーツの世界だけのものじゃなくなった。人類がスポーツを育てた結果だ
・・さぁ、オリンピックを始めよう。
P.S 美奈さん。本作品の訳文は貴方の最高傑作だ
貴方は「なっちゃんの領域」に到達しつつある。頑張れよ
(校了
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Youtube
Yahoo!映画レビュー・・おおむね高評価。
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教科書にも載っているけれど、そんなに大昔のことじゃない。
イギリス・その他のヨーロッパ→アメリカ移民
イギリス→アフリカ移民
京成ローザやっちまったなorz...(←直ってます。
こんにちは☆
>まったく、イーストウッド御大は、期待を裏切らない。
ほんとそうですね〜。
こちらの予想を超えてくるのがすごいです。びっくり☆
by ジジョ (2010-02-07 03:04)
ジジョさんコメントありがとうございます。
「名選手は、名監督に在らず」はこの人には当てはまりませんね。
同じ言葉がブログ中にあり、同じように受け止めた人が他にも確認できて嬉しかったです。
by 朱色会 (2010-02-07 11:35)
イーストウッド もう熟練の域に達していますよね~
観てきました! サッカーアジアカップ、オリンピックと今その時期ですが
日本人ももっと熱く愛をもって日本を応援するべきだよ!と思いました。
妙に冷めていて 結果の批判だけして、、なんて態度で選手達もパワーでるはずないですよね!
しかし イーストウッド、、もう名優だった時間よりも 名監督である時間のほうが長いのでは?とすら思ってしまうのは私だけでしょうか?
あんな事のあった 過去を 『過去は過去!』と言い放ち、恨みや憎しみを捨て 共存の道を求める、、マンデラの凄さはここにありますよね。
世界中の人が この考え方だったら どんなに素晴らし世界になるのか、、と思いました。
by コブタです (2010-02-15 19:35)
彼がどうして長年の拘留への憎しみに囚われた考えを持たなたかったのか不思議に思いました。私なら・・・そう、復讐の鬼となっただろうなと。。
彼は自分の怒りからも自分を開放しました。その姿に人はついていき、彼の言に従う人が多くいたのだと感じました。
イーストウッドはもはやアメリカを代表する監督となりました。役者として監督として、人々を魅了する人生。素敵な人ですね。
平和だからこそ「世界大会」もできるのです。私たちがワールドカップやオリンピックを楽しめるのもその土台があってこそ。大切にしたいことです。
by 朱色会 (2010-02-15 21:02)
こんにちは。ようやく受験も一段落です。
最初にお詫びを。朱色会さんにコメントかTBを頂いたと思うんですが、誤って削除してしまいました。WordPressのスパム補足プラグインのヴァージョンアップをしたら、インターフェイスが変わってて、今まで「承認」ボタンがあったところに「削除」ボタンが配置されていて...。スミマセン。
というわけで、どんなコメントを頂いたのか分からないのですが、自分の意見を書かせていただきます。
この映画は、「赦しと包摂は、応報や圧政よりも圧倒的に大きな力を持っている」ことを、ラグビーという万人に分かるスポーツを通じて描くことによって、「誰にでもそれなりに伝わる」ようにしている戦略的作品であると理解しました。まさに「人間的打算」だと。
その意味で言えば、マンデラが彼を長年拘留した白人たちを「赦す」という選択をしたことそのものが、それが彼らを手なずけるための「最も効果的で破壊力のある機能」を持っていると確信したが故の行動なのであって、決して個人的感情という部分で赦しているわけではないのだと思います。むしろ自分が個人的感情を内にしまい込んだからこそ、民衆への最も効果的な機能を持った行動を選択しうるのだと。
そういう点では、一部に見られる「スポーツの政治利用」的な映画という観方は、大変に残念な感がありますね。この映画にとってスポーツはフックでしかないのに...と。
というわけで、「もしかすると生涯ベストかも知れない」と私は思った次第です。(実際、超久しぶりに映画館で泣きましたし)
by マサル (2010-03-02 11:14)
マサルさん。またコメントさせて頂ますのであまり気にしないでくださいね。長文コメント痛み入ります。
モーガン・フリーマン&クリント・イーストウッドは映画界最強のタッグといえるのではないでしょうか?
本来「圧政」とはやっている側も長く続けることはできないしろものなのかもしれません。その悟りに辿りつくにはとても胆力が要ります。
マンデラを始めとした人間の本当の強さを魅せつけられる映画でした。心に強くきざみ昆布(←?
沁みましたね。
by 朱色会 (2010-03-02 19:24)