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【783節:映画】風立ちぬ:★★★★

鑑賞記:風は、廻(めぐ)る。 

1.作品は廻る

久しぶりに映画ブロガの方々と集う機会があり、映画を肴に酒を呑む機会に恵まれた。
その肴というのが本編の話題である。

その人たちから得られたことばの力が、今私のキーボードを打つ指に力を与えている。

『なんという感性であり、解釈をするのだろう?』
そのことばは力があり、説得力があった。
それはそのひとのもつ厚い経験が言わせていることがよくわかる。

ーー

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「風」の谷のナウシカ
から宮崎駿のオリジナル作品は始まり、
「風」立ちぬ
にて現在に至る。

その絵は「宮..

朱色会

【2011-20th】コクリコ坂から:★★★★

鑑賞記:力強き「普通の人々」

コクリコ坂から」を鑑賞した。尚、朱色会は吾朗ちゃんと同世代である。
本レビューは長くなる。完成までに多くの方々がご覧になるだろう。
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だからまずは云っておきたい。
15秒と数秒間。駿さん自身のことばがある。それを探すのがまずこの映画を鑑賞する一興だろう。
それは、脚本家のささやかなる特権である。

・・・それでは、取材と執筆を開始します。

1.「」とは本来、数世代の人間が重なって使うもの
(校正中)

2.少年少女帰宅部たちへの「誘い」
部活動とは
<少年少女が初めて..
朱色会

【2010-41,42th】借りぐらしのアリエッティ:★★★/トイ・ストーリー3(原題:Toy Story 3):★★★★★

鑑賞記:ジブリピクサー

結論からいうと2つの映画のどちらかしか
ご覧にならない方であればどちらをご覧になったほうがいいかは議論を待たない(きっぱり

つまり、「トイ・ストーリー3」をご覧いただきたい。朱色会は、吹き替え3D版を鑑賞しました。

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因みに、彼(Woody)はジェイク・ギレンホールに似とるな。
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1.アナログデジタル

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(輪郭)線」を大切にするジブリと、それを極限まで0とするための3DCGを採用するピクサー
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アニメーション。あっという間にそれは成長しし続けている。
この時代に生ま..

朱色会

か)崖の上のポニョ:★★★★

鑑賞記:素直に生きよう。「あの海のひとびと」のように。
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・・・おかえり。駿さん。

1.人と自然の「結い」。そして「人と人の」結(ゆい)
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「自然」の象徴であるポニョ。
『仲良くしようよ。』
敵対し、退治しようたってかないやしない。それは現実のニュースがよくよく教えてくれる。
謙虚さを取り戻すことが、その一歩だ。人間なぞ・・・「ちっぽけなもの」なのだ。

3世代が【自然】であること
宗介がトキさんたちと交わすたわいのないことばの数々。私たちにとっては「贅沢」なものとなってしまった。あいさつ・おれい..

朱色会

げ)ゲド戦記

随分と言葉に頼った映画だ。

老成した子供たちが、大人の言葉を吐き続ける。
子供たちは、描かれた映画の中で成長してはいかない
成長を果たした子供たちが、その自分なりを表現している。そんな映画だ。

吾朗チャン。貴方に私のことばが通るか分からないけれど
言わずにはおれない。だから、…それを試します。

ひとついっておきたいことがある。私の放つ言の葉の全てをよけてもいい
ただし、この言葉だけはココロにとめて欲しい。

アニメーションとは、子供たちのものなのだ。
宮崎マニアのためのものではない。

日本..

朱色会