【2010-22th】ダーリンは外国人:★★★★ [映画(た]
鑑賞記:生きとし生ける私たち一人ひとりは、過去に生きた方々が生み出した最高傑作。
依然として執筆&療養中。
1. 序盤はTBSドラマ仕立て
・・なんで胆力が要るんですがそのうち【映画】となるので気にしない
漫画(原作)をずっと映画でやってしまうのかと途中までは不満が膨らんだ。
ドラマならばなんとか原作のペーソスでやれるけど、映画は映画としてのテーマが要る。
それは稀有に終わった
2.パンと味噌汁
がほかのヒヨッコたちの演技を力強く底支えしている。
「あれが足りないとかこれが足りないとか」言った方がボロがでる圧倒的な演技力を堪能できる。
もちろんこれは、リアルに長年「親役」を生きていればこそ。
真央は前回も述べたが本当に愛らしく笑い・泣き・怒るな
近くにいても「肩の凝らない女」なのかも。いやいや
ダーリン役のジョナサンさんは、映画界で見たことがないが実直に役をこなしており、好感が持てる
日本人同士でもディスコミュニケーションなこの国。そこに投じられた<彼らは我々に何を見せる>のか?
3.結婚<継続>力とは、『包容<継続>力』
結論としては
始めるより、継続することがタイヘンだということ。
それを苦労と感じるか?乗り越える挑戦と受け止めるかで<未来>は異なるものとなる
『ここで会ったが百年目』その深い意味を、この映画を観て噛み締めてください。。できれば誰かと。
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http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id335709/【2010-21th】てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~:★★★★ [映画(た]
鑑賞記:123年後の海のために
http://www.youtube.com/watch?v=dVdr9pHM5NU
療養&執筆中。それまで
http://www.youtube.com/watch?v=OWVb0lsz5Xg
http://www.youtube.com/watch?v=qog-9q60EOY&feature=related
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E9%97%98%E5%A3%AB%E7%94%B7
意義のある「仕事」だけが引き継がれる。誰かに。誰かと。
http://www.youtube.com/watch?v=AM0ypkD5ckU
それ以外の仕事は、須らく「廃れて」いく。
123年前もあった仕事、123年後も在ろう仕事。そのことに思いが馳せる映画だ
それが何かは、この映画を観てご確認いただくのがよろしかろう。
http://www.youtube.com/watch?v=HFp7tqfXxU8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=CGZ46_fW-fk
http://www.youtube.com/watch?v=Fsn0Aa-sbdY
http://www.tbs.co.jp/A-Studio/bknm/
http://greenz.jp/2010/02/23/tida_kankan/
生きている間に「借りたものは、キレイにして返す」こと。それは
どの<親も子供に言いつける>ことだ
http://www.youtube.com/watch?v=i81OY4aBheU
実話編はコチラから。
Q。やれている?
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http://www.youtube.com/watch?v=F1dyRe24nkY&feature=related
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id335847/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%AF%BF
【2010-19th】District 9(邦題:第9地区):★★★★★ [映画(た]
人類が潰えるとき、もし地球に200個の遺物を遺すことを許されるならば、私は200本のフィルム(映画)を後世に遺したい。
映画とは人類の感性の成長の証左であるからだ。もちろんそれは、「観てもらう」ためである。
・・・本編は、その200本の一本といっても過言ではないだろう(以下、取材中。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id335765/
カントクは、この人。「ニール・ブロンカンプ」 。
鑑賞記:「こども」の扱われ方
1.「新しい」宇宙人たち
いままでのSF映画に登場した宇宙人とはことなる風変わりな者たちが、この作品には登場する。
すなわち、「野良宙人」である
地球のしきたりは、彼らには通用しない
でもそれは当然だろう。<地球上の常識は、地球外での非常識>だからだ
2.<異形なものたち>と、分かり合える勇気(ちから)
彼はその能力が他よりは抜きんでいたため、抜擢され努力したのだが・・・
(「分」は意訳なのでねんのため。)
ヤツらは、確実に「頭」(脳)を狙ってくる
・・・のがこの映画のこまやかな処。武器に罪はないからだ
3.<大きな仕事>に必要なこと
それは、仕事の受け継ぎ方とその用い方につきる。
「両者」の違いは、この映画をみてご確認頂きたいことのひとつだ。
利用と重用は違うし、「宝」の扱われ方もまったくちがう。
本編の<被害者> 地球側の一般人の代表をあらわす。
わたしたちは彼らほど、「聡明」に成れるだろうか?
・・・見通しは暗い。
・・このブログを読み進めてくれた賢明なる読者はもうお気づきだろうが。。
どの「星」からも相手にされないアブないものたちが棲む星。それが<我が地球>なのだ
ヴぉおぉぉおぉおおおおおおおおン(サ・ヨ・ナ・ラ)(校了
彼らが去っても去らなくても、<私たちの問題>は依然として在る
自らの<課題>を解決せずに
どうして「船」を操る力を授けられようか?
ーー 朱色会 ーー
お休み。
【2010-12th】誰がため(原題:FLAMMEN OG CITRONEN):★★★ [映画(た]
誰がため を観てきた。デンマーク映画を観るのは初めてかもしれない。(←Dancer in the Darkがあったな。)
1.映画とは
エンターテイメントでいいと思うが、この様な映画を観ると
「そうそう、それ以外の役目もある」と思い直せる。
・・それは、「人間を表現する作品」
本編は、しっかりとそれを担う。なので観る人は<腹をくくって欲しい>
2.主題
についてはプロフェッショナルな記事(まち子さん)を見つけてしまいこれ以上のことは
私も書けないよ。それでいま悶々としている最中。しばし取材(←出来るか分からないが
風邪で咳が
ともかくも デンマークにとってとても意義深い 映画だ。
デンマークで最高の制作費と動員を記録したという。
3.日本人にとってはとても敷居が高い映画
であることは間違いない。それと結局、
プロットが<裏切りものへの復讐&同胞殺し>路線なので
これいっちゃっていいかのかわからんがいっちゃうと・・・・
「古い」
んだよね。ごめんなさいねデンマークの人。これって例えるなら
いま
「首里城の決戦」という名の映画が日本で封切られて
500万人動員しましたっていう感じになる。ちょっとな~
戦後の混乱期はホントいろいろあったと思う。それこそそれは子孫には伝えられない
場合が多いね。みんな殆どの大先輩たちは<墓場まで抱えて>逝ってしまったよ。それを
ほじるか・ほじらないかでいっちゃうと<ほじらないでいいんじゃないか?
(我々だと↑のような沖縄戦あたり。
デンマーク人であればあの時代何があったのか誰でも知っている
ことを私が浅学で知らないからかもしれないが、それにしても二人について
いけないっす 海外版はもう少し説明欲しいですねーーー
やっぱり殺し屋は人間の尊厳を現してはいない
という立場です。(ちょっとあたまとこころ軽くなってきた。最後に留め
悩めるスナイパー(始末人)とは
「失敗作」である
・・とっても重厚な映画です。濃い味すきな方はどうぞ宜しく。
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【2010-5th】Dr.パルナサスの鏡(原題: THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS):★★★ [映画(た]
鑑賞記:<びっくり箱映画>の限界
びっくり箱映画が好きなかたは退去のこと。。。一言でいって
た・い・く・つ(ばっさり
以下、その理由。
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1.主人公は、誰か?
天使と悪魔の戦い(鬩ぎ合い)に翻弄される人間たちの物語。
さて、ネタバラっぽいがこの作品の主人公はもちろんタイトルに名前がのってるパルナサスなのだが、なんとそれは終幕近くでわかるのだ。ヒース・レジャー(やその代役たち)じゃないす。この辺は「マチルタ募金」としてこの作品につき納得できるかどうかが意見の分かれるところだね。お客さん(朱色会)としてはどうにも納得感が行かないのでこんな書き方をしている。男気は認めるが、だからといって作品の質につき手綱を緩めることはしない
鏡のなかの自分を見せるのはおちんちんを晒すより恥ずかしいのだ。この3人はそれを理解して演じていた。『たぶん彼ならこう演じたのではないか』の思いと友に
2.映画に「理」を求める客にとってはつらい作品
これってわたしは拘るのです。そしてこの作品にからは礎のようなものが感じられず軸が掴むことができず
話のジェットコースターに翻弄されわれにかえると映画が終わっていたという感じが否めない(きっぱり
まーこれは、私のこういった作品にノれる能力が劣っているからだから仕方ないといえばそれまでよなんだけど・・・もっとノリたかったね。
3.掘り出し「者」は幾つか在る
まずは、リリー・コールだろう。
え・き・ぞ・ちっく
あとは、いつもとは役柄が逆転している「天使」役のクリストファー・ブラマー(主役の博士)などなど、錚々たる配役の布陣については申し分ない
話の主題をまさぐるよりは、びっくり箱にびっくりするだけでいいのかもしれない。
そういう映画の見方が得意なかたにおすすめします。
ぎゃくに『このびっくり箱にどんな意味があるのか』などとやると意外と楽しめない
それで判断してください。後は、Yahoo!映画レビューアのみなさんにおまかせ。
みなさん納得感のあるレビューを書いてます。
誰にでも合う映画じゃない。心配ならばサービスデーなどをご利用ください。
ヒースに罪はない。遺作となった作品だがやはりあまりにも「脇役たち」が輝きすぎて話が飛んでしまった感がある
『<鏡の中の君>を観たかった』
校了