【2009-47th】南極料理人:★★★★ [映画(な]
鑑賞記:「長い闘い」を支えるもの
単身赴任。サラリーマン(ウーマン含む)は、
人事決定に抗うことはできず、それから逃れる方法は唯一しかないのである
そう、貴方も。もしくは貴方の夫(妻)も。
白いビニールテープで描かれたポスターのタイトル・デザインがとてもいい。
少々遅れたが鑑賞した。では、はじめます。
1.孤独ではないこと
演技の仕事人が結集した。皆ホントに芸達者なすばらしい演技をする。が特にいいのが
堺雅人、生瀬勝久、きたろうの3人。長い闘いをクリアするには
・自分の好きな仕事をする
・あまりキバリすぎない
などとそれを共有できる仲間が必要なのだ。それは南極だけじゃない
2.よく、かんで、しっかりと食べること
そして健康を維持する食事だ。唯でさえ食材の追加ができない極地における
料理人の奮闘ぶり、工夫、気配りを観ているだけで・・・腹がへってくるな(笑
・・・にしてもこの8名の演者たちの「別人になる能力の高さ」はどうだろう!
また、別人に成りながらも<自分の持ちアジ>が強烈に生かせているその仕事に
「舌」を巻いたよ。
3.「おかえりなさい」と言ってくれる存在
この映画どこにカタルシス(フィナーレ)を持ってくるんだろうと
心配していたら、・・・・ここでしたか(感動
終幕もとても解かりやすくて、<コーヒーまでしっかり飲みました>といった
フルコース達成感がある。それでいて重く作ってないところも狙いどおりで
この映画の題材にあっていたな。良品です。ご覧になってみてください。
「ごちそうさま」
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皆さんのイケン。
Yahoo!映画レビューアの評価。総じて好感触です。
校了。読んでくれて「ありあとあしたァ~」(笑
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