ら)Life 天国で君に逢えたら [映画(ら]
鑑賞記:人「生」にはいろいろな『風』が吹く。
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/life-tenkimi/
http://natsuki.air-nifty.com/natsuki/
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ある程度長い時間「人間」をやっていると、<自分のいる場所>で吹いている風の強弱や温度を感じとれるようになる
・順風満帆なとき
・凪なとき
・無風なとき
・寒風が吹きすさぶとき
・淀んだ風
・爆風/暴風
・きもちのよいかぜ
私のブログを読んでいる貴方も、人生を振り返ってみて、または<いまの時>がどのような風をが吹いているかを思い起こせる。
Q。いま、貴方のまわりにはどんな風が吹いていますか?
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さて、この映画だが、【STORY】ではない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E5%B3%B6%E5%A4%8F%E6%A8%B9
「自然にはかなわないよな?」主人公が何の気なしに伝えることばが私の心に遺る。
わたしたちは運良く(と、いっていいのだとはおもうが
この世に落っこちてきたわけだが、もちろんいくつかの<要らないもの>と一緒にである
・死
・病
・離別
・(金)←括弧つきで。
生を価値あるものにするためにそれらは用意されたのだった。
死を忌み嫌うのは、おそらくは苦痛だからなのではないだろう。生まれてから得たすべての
ものからの離別。その寂しさゆえに死は恐れられ、忌避されるのだ。
・・・映画の話だったね。
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まず、特筆すべきは、大沢たかおの役づくりに対する情熱の高さ。
からだづくり
こころづくり
とも、<同僚>をよせつけない意識の高さを感じる。
一言で言うと役者根性が醸成されており、日本映画界の男優として貴重な逸材といえるだろう
昔はそんな役者だらけだったけど。いまは数えるだけとなった・・
http://blog.so-net.ne.jp/shuseki-kai_org/2006-10-21
映画俳優専門という稼業と努力が、スクリーンのなかで遺憾なく発揮されている
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「貴方、あとxxxです」といわれるのは、もちろんスクリーン上に写される架空の登場人物だけではない。(日本の統計はコチラ↓)
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/statistics/index.html
人の強さをささえるもの。それは「絆」であることを、この映画は切々と訴えている
アニィも出演。肩の抜けたいい演技だな。
姉御もいいカンジ。
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映画の表現として指摘しておきたいのは、ちょっと「紋切り型の絵」が多いかなぁ~
とは感じたが、全体的には、主題もわかりやすく、観客に伝わるのではないか?
小道具類などはとても濃密かつ繊細で、好きな方はスクリーンも目で角から角まで舐めてほしいね。(都会のペットボトルの風車は、・・・回らない。
評価:87点
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【死】のなかに「生」があるのではない
『生のほんの一部分として、死がある』ことを、この映画を観たものは気がつくだろう
・・いい映画です。ご覧ください。
(校了 16:40
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