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い)イルマーレ 【The Lake House】 [映画(あ]

イルマーレを観てきた。

予告編にてひさびさにカネシロが映画をやるらしい。
なにをしていたのだろうか?
今度の映画は、俳優と女優の恋を描いたものらしい
10年前に競演し、そして紆余曲折があり再開した二人
におこる出来事とは?…ってカンジの食指がそそるぅ・・・

さて、今回競演するふたりも似たようなものだな
昨日TVでやってましたね。サンドラとキアヌといえば…
【スピード】。

あれから12年ぶりか…

それでは、鑑賞記。はじめます。
そうそう、どうやらワーナー・ブラザース配給映画で
【Save Our Movies】の事前放映はやめるつもりはないようだ。

映画を楽しみに観にきてくれた恋人達の気持ちを踏みにじる
ことをやめない配給会社。その名は、…「ワーナー・ブラザース映画」という
会社であることを、あらためて予めいっておこう。

http://www.warnerbros.co.jp/main/homepage/homepage.html
ーー

サンドラはわかるとして
キアヌはハジメテなんじゃないか?恋の映画なんて・・・
大丈夫なんだろうね。マトリックスと同じ演技じゃないだろうな(笑
といらん心配をしてしまった
んで、スクリーンに登場した彼は、男の渋みを増していながらも
11頭身の肉体は健在なり。うーむ。すごい。

サンドラは、クラッシュ以来の再会となるが
年齢としては大人の恋の演技ができる年齢となったといえる。
スピードのときではムリだったと思う。

この映画のテーマは
遠『時間』恋愛 と

仕事と家族の関係線
といえそうだ。

恋も二種類ある。思春期のおできのような恋とそうでない恋
この映画で描かれているものは後者である。

この世の中、
サンドラのような人生を送っている女の人は
朱色会からしても多いと感じる。
仕事に充実感と自己のアイデンティティを確立させた女性
仕事に誇りをもち、多忙な毎日を送っている。
いわゆる自立した女性ってやつだな

しかし…

「なにかが足りない」

と自分でもいつも感じている

(プリズナーは、私だ…、自分で自分の檻にはいってるんだから…)

対するキアヌは、父親との確執が大きく、反発している
長男は、父親とこうなる運命だ
恋人(サンドラとはことなる)はいるものの、
「イチバン」は仕事。

・・・・本当に好きな相手をみつけたとしても
 大概は、既に相手がいて、どうにもならないものだ
 世の中は残酷にできている。

貴方に恋人がいるとしてつぎのQを送ろう
貴方にとってその恋人は
モーガンのような存在なのか

それとも

アレックスのような存在なのだろうか?

本当に好きなかつ必要なつれあいをみつけるのは至難だし
とても幸運が必要なのである。そして、さらに3つめとして欠かすことが
できないものがある。勇気をともなう「行動」だ

彼らは奇跡によって出遭ったわけだがそして
永遠の別れの危機を、さらにその奇跡をつかって
見事に切り抜けた。それを可能としたのは
彼らの人を思う強い心と行動だろう。


ーーー
そのほか、ココロにのこったシーンをいくつか

おやじのラストワードを聞くキアヌ。
そのとき、彼は、どんな気持ちでそれを聞いていたのであろうか

サンドラの仕事仲間のショーレ・アグダシュルー
母親として旅立つ娘を心配する働くおかあさんなのだが
とても、とっても「声」がいい。聞き惚れるほどだ。
女性としては低く、太い声、だが、憂いと力強さを感じる声が
なぜか心中に達する。

劇中に登場する素材が、最大限活用されている点も
評価できる点だ、いろいろな人の想いが交錯し、
短編ながらもテンポ良く楽しめる。非常に「エコ」な映画で
好感がもてます。

ーー
評価:82点

タイムトラベルものながら、出演者は旅行しない
想いだけを相手に渡し、そして受け取る。
最後は、アメリカ映画らしい結末ではあるものの
「時間(とき)」を最大限つかったシナリオは秀逸だ。
原作(韓国版)も見たくなった

ーーー

イルマーレと同じというわけではないが

私のブログも、あの湖畔の家の不可思議なポストと同じだと思う。

私の想いが、電子の海を越えて、貴方の心中に到達する。

・・だれもが聞いてほしいのだ
 自分の思いを。そして受けてくれる人が存在することが
 とても大切なことなんだと思い知り、映画館をあとにした。

そとにでると、千葉では風が
「そろそろ、冬をやりまあす」といっていた

・・・暖かく過ごしたいものだ。

(公式サイト)
http://wwws.warnerbros.co.jp/thelakehouse/?frompromo=movie_maintout_ilmare

ちなみに映画の予告編は、映画の「本意」を表してはおらず、
あくまでも宣伝用です。映画館で本意をご確認あれ。

それから、サンドラファンサイトブログをば…
http://blog.livedoor.jp/t_world1999/archives/50970167.html

キアヌのサマリーはこちらで。
http://www.fmstar.com/movie/k/k0020.html


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コメント 2

いも

こんばんは。コメント有難うございます!
キアヌもサンドラも大人って感じで良かったです。
オリジナルはもっと若い年齢設定だそうですが、機会があればそちらも
見てみたいですね。
しかしこの湖の家は、「襲撃されたら誰も助けに来てくれなさそうで、恐ろしくて
とても住めそうにないわー」とか色々現実なことを考えてしまいました(^^;
by いも (2006-09-24 22:59) 

朱色会

こんばんわ。いもさん。
コメント&TBありがとうございます!
まさに「熟演」といった感じの二人でした。
>この湖の家は…
うん。逃げ場がないですね。それと…変なことが、ヘンなことが(2回目
できませんな。ゼンブガラスばりですからね。変なことととは
コメントを差し支えたいと思います(笑
ナルシストには、ウケがよさそうです。「アタシをゼンブ見てぇ…」
…あと、スリラーDVDなどを鑑賞したあとは、そとの視線を感じるので
恐怖が倍増…あっ!貴方の背中に、何かが!!いる!
by 朱色会 (2006-09-24 23:35) 

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