【2011-7,8th】「初」ノーゲーム [千葉ロッテ]
コールドゲーム(引き分け)は今まで何度か体験していたが
ノーゲームは、生涯初だろう。
ノーゲーム。つまり「なかった事になる試合」である。
私の尊敬する大先輩(マリスタおやじさん)が、よく言っている言葉がある。
「プロ野球が、慕ってくれている子供たちに、風邪を引かせてはならない。」
今夜は、このことについて少し真面目に書いてみようと思う。
真面目な文章が苦手な方は退去のこと。
それでは夕食後に。(取材開始
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1.失うのは、「選手のリザルト」だけではない
わたしたちが、お天道様の下で野球をする以上、野球が天候に影響されるのは
仕方がないことだ。誰も未来を当てることは今もできない
だが、常にヒトは進化をしている。予想を立てることが近年できるようになった。
試合ができない場合は、延期をすることができる。
雨が降ろうと、槍が降ろうと試合があるサッカーとはこの点において野球は異なるのだ。
サポーターたちから不満がでないのは、「最後までやる」からである。
長時間の引き分けとわけが違うのは、
ノーゲームとは
なかったことになる
のだ。しかし、失うものは大きい
・数万人のとき(人生)
・選手と客の健康
そして瑣末なこととして
・入場料の払い戻し
がある。
私は今、払い戻しの金は些末なことだと言った(きっぱり
あえてなぜ書いたかというと
金は些少なれど、入場券を払い戻す「手間」は膨大であることをいいたいのだ
かるくその入場料を凌駕する。
そしてそのコストまでは、<主催者は払ってはくれない>。 →払い戻し方法はこちら。
つまり、6/5(日)まで、カモメの窓口に赴かなければならない。それも17:00までに。
2.それは、TOKYOドームから始まった
今年は、ある出来事によってとてもスケジュールが詰まっている
晩秋には世界大会もある。ケツは決まっているのは毎年のことなのだ。
現在の日本の原子炉は54基。そして
現在の日本のドーム数は6基で、マリンはドームではない。
(スタジアムという品質を達成しているのは広島新球場のみ)
(中略)
・・・だからなんとしてもやる
ということになる。
だけど今日はどだい無理だったよね(←誰にいってんの
3.「なんのために」野球をやって(興業して)いるのか?
・・・野球をしたいから、は「甘」まで。
球場にいる「お客さん」以外の者たちはみなプロなのである。
アナウンスガール。チアガールズ。施設管理。ビール・お弁当の売り子。
チケットのもぎり娘。出店の販売員・バックヤードの調理さん。
球場整備員。審判・照明・音響担当。花火師。クール君ら。選手たちそして
フロント(興行主)
「お客さんに、<健康に>野球を楽しんで貰いたい」
その目的のために、全員が仕事をしている。
・・・そして、「開催判断」という仕事も<とても重要な仕事>である。
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勝っても負けても、家路につく子供らが
『今日の試合、楽しかったよね』
・・・と言わせればそれは成功であり、それ以外は「失敗」なのだ。
(ノーゲームが告げられ、とぼとぼと帰る客。
わたしのいいたいこと、分かって頂ければ幸いです。
校了
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