【2011-9,10th】ノーウェアボーイ:★★★★/ウッドストックがやってくる!:★★★ [映画(な]
鑑賞記:一人二人三人二人一人(の、繰り返し)
「nowhere」・・居場所がない。行き場のない。どん詰まり状態の意
まずはノーウェアボーイから。
1.子供を産めなかった姉
2.その反対に、自由奔放な妹
3.その姉妹を母にもつ息子
本当に「nowhere」なやつなんていない。助けがいる人を他人は認知できる。
そう、貴方も。<人は、転がっている岩でも石でもない>のだ。
助けているようで助けられている。最近、そのようなことを実感できる体験を得た。
この映画は、切々とそれを訴えている。
完璧な人間などはいない代わり、人は個性(長所)によって存在を現す。
いびつなる存在だからこそ、堅牢なる人垣をつくることができるのだ。
ひとがビー玉だったら?どれかひとつが亡くなってもそのピラミッドは維持できない。
瓦解し、各々が「低いところ」へ転がり落ちていく。
ことばを繰り返しておこう。
人は、他人(ひと)の哀しみを見抜く
自分をノーウェアなボーイやガールだと信じこんでいる方は、この映画を観て
元気をもらってはいかがだろう。
・・・目黒シネマでやっております。
~~~~次はアン・リー監督のウッドストック
鑑賞記:祭りの前。祭りの後。
人は、日常とうまく折り合いをつけるため、ときどきはハメを外したくなるものだ
古今東西を問わず、老若男女を問わず、全世界規模でそれは培われてきた。
アン・リーの視点は、今回は祭りの本番ではなく、それが始まる紀元と
巻き込まれていく「場所を提供するひとびと」
そして、祭りが終わったあとのことに光を当てている。
ほとんどの場合、「祭りに参加する客」は前と後を知らない。
それは映画を観る我々も類する話です。2時間くらい<ひとときの夢>を享受するが
夢の作り手の苦労や涙、または夢からさめ現実にもどった後の後片付け
には参画しないのである。
黒船のように大挙してやってくるストレンジャーたちに触発され、
田舎の青年は「ある決意」をする。
人は人生を楽しむべきだ。そして楽しみとは「楽である」と同義ではない。
世界中で様々な祭りが催される。この映画を見た方は祭りへの思いや考え方が変わるかも
しれないね。
自分を見つけ演じていければ人生という舞台もより面白くしていけるのだ。
単館映画・・・ハマリそうです。
~~~
とらねこさん。今日は2つの映画プレゼント本当に有難う。
「お返し」は何れ。
・・・にしてもどちらの映画も「ハグ」が多いね。
これが世界標準なのだとしたら、この国は少ないね。『…と、思うのは私だけ?』
(校了です。いい一日だったな~。
こんばんは。
この間は本当に楽しかったです。またやりませう〜。
映画自体も本当に良かったんですが、一緒に楽しんでくれる人がいるとまた格別ですね。
こういうの大好きです。
人生の喜びですね。
by とらねこ (2011-05-25 21:17)
まったく、そのとおり。。
「映画館で、私が泣いたこと」は
ゼッタイ秘密でお願いします。これ、お願いねorz
次は、2週間後ですか。。
・・・またお会いできる日を楽しみに。
by 朱色会 (2011-05-26 07:59)