【おひさま】「うんまい」三人娘。 [ドラマ]
えらい<食いつき>だな・・どうしたものか。。
1.いくつもの「エ~!? 」
・・・を演じわける女。井上真央。
ま・・「真央だけじゃない」けどね。。
2.2番手の女。「満島ひかり」
将来は、【魔性の女】になるといっとったな。成れたのかな?
ひかりも、業界にて<たくさんの類する女>に出会ったことだろう。
3.さんざん美人、美人と云われ続けたおんな。その名は
マイコ。(本日の、一本)
作中では、「大人びた娘」といふ設定らしいが・・・
『オトナじゃぁ~~ん!』(←?
本当の美人は、美人と云われればいわれるほど
逆にコンプレックスを増す
ーー 朱色会 ーー
3千人の女がいれば、
3千のドラマがある。
・・・おっと、今日書きたいのは他のことだった。
脚本家がおそらくは書きたかった「玉葱男(高橋勇君)」の話。
今週は、ここがいちばん涙チョチョ切れた。
ん~しばしお待ちを。天気のいい間にアゼリア行ってきます。
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xx.3.11 『高橋勇』の日記
いよいよくるべき物がきた。赤紙だ。
お国のために粉骨砕身この身を捧げる。
母も喜んでくれている。いままで生きてきたのはこのためだ。
この先、どうなるのか?
思い返してみると、いままで生まれてからパッとしない人生だった。
勇という名を頂き、それに相応しい人生を送れてこれなかった。
しかし、兵隊になり、お国のために働くことで
それを取り返せるかもしれない。
戦地は連戦連勝だという。
わたしも、先に出征された先輩たちに負けないように
勇敢に戦いたい。しかし、やはり死は怖い。
生きて帰りたい。
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xx.3.12 『高橋勇』の日記
村の助役さんに呼ばれた。すぐくるようにとのことである。
「勇くん。おめでとう」
とえらい方にも激励され、こころが震える。
その後、
「ところで、君。アレは済ませたのか?」
「アレとはなんですか?」
「アレと言えばアレだよ。君ィ「男になって」後顧の憂いなく
海の向こうで戦ってほしい。」
まったく意味がわからず、指定された一軒家に赴いた。
(中略
xx.3.14 『高橋勇』の日記
兵隊になるのも大変なことだ。
その立場になってしまうと、いつも死を意識する。
気晴らしに映画を観ることにした。
すると可憐な女学生が目についた。
何という名前なのだろう。
考えてみるとあんな娘とは口を聞いたこともなかったな
気がつくと、少女の手を握ってしまっていた。
なんということをしてしまったのだ。
恐怖に怯えた2つの瞳が、まぶたから離れない。
もう、はやく外地に赴きたい。
3.17 『高橋勇』の最後の日記
今日は出征の日だ。いいことがあった。
映画館でであった娘が、激励してくれた。
後悔の日々だったけど、これでいつでも「死ねる」。
もちろん死ぬつもりはない。戦争に勝って
故郷に錦を飾るのだ。そして・・
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人間ドラマとは人生のスナップショットなのだろう。
すべてを写すには、受けても人生のすべてが必要だし、TVドラマに
それは許されないが、優秀な作品は、どこを切ってもこのような
想像が可能なのである。そして、「おひさま」はそのような作品のひとつと成る
可能性を秘めており、・・・期待が高まる。
・・・あくまでも可能性だけどね。
校了
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