【2010-40th】Le Pere de mes enfants(邦題:あの夏の子供たち):★★★★ [映画(あ]
あの夏の子供たち を観てきた。
鑑賞記: 映画を創る厳しさ
1.ショー&ビジネス
F1だろうとWCだろうと野球だろうと映画であろうとそれが興行である限り、2つの側面がある。
・作品が(観客にとって)素晴らしいこと
・興行が(債権者にとって)回収が可能なこと
プロデューサーズという映画レビューを上梓したがこの作品は、その対極にある映画だろう。
監督は、このヒト。Mia Hansen-Love。(↓)
どちらがリアルなのかと言えば、こちらだろう。
女の一生涯のパワーは、少女期に一度完全充電される
ーー 朱色会 ーー
2.プロデューサーたちとその家族
Q。充電するのは誰?
・・・をまっすぐに素直に撮っている良品だ。
3.映画は、時として
それをつくる関係人たちのいのちを吸い取っていく。
観客は、それを知らずに作品に対して嗤い・怒り・涙を流すのである
すべてのプロデューサーズは、<その荷>を辞めるまで下ろすことはない。
映画もプロダクションという会社組織が作ったものだ。それを再認識できる作品だが
客が何もわからずに楽しむという楽しみもあるだろう。
劇場の袖(バックヤード)を垣間見える作品だが、
ムリに覗く必要はない。しかし、知りたいという方はどうぞ。
Yahoo!映画の声たち。
(校了
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