【2010-38th】アウトレイジ(OUTRAGE):★★★★★ [映画(あ]
鑑賞記:(シノギと)禄「ろく」
どっからこれだけリアルな情報をたけしさんは得るのだろうか?
これがすべて北野武の中から生み出されたのならば、「天才」の奉還となる(きっぱり
1.リーマン化するYAKUZA
ヤクザも生き延びるのに必死な世の中だよな。昔は堅気の連中に余裕があったので食わせてもらえた
また、<たったひとつの売りもの>さえ持っていればそれで良かった。今は昔の話だね。
まー終幕後の私の望みは、日本全国の中間管理職(部長・課長と、そして執行役員)に
この映画を観て自分探しをして貰いたい そのことのみである。
これだけ↓の男たちが出演している。必ず「自分」が見つかるだろう。自分以外もね(笑
2.新境地を魅せる加瀬
と小日向文世さんが効いている。高貴なる友和さんも才能を遺憾なく発揮している
もともと演ったことがないことに立ち向かっている姿は観ていて清々しいぞ。
さて、主題だけど。。
3.21世紀日本社会は、いまだ「封建社会」
Q。わたしたちは、何を礎(いしずえ)にして生きているのだろうか?
ひさびさに暴力に浸れた。ヤクザ映画はこうじゃなくちゃいけない。
・・・それと題名の意味に思いを馳せる
無論。ヤクザも<何かの比喩>なのだ
最近の「糸の切れた凧」のやらかすことといったらない。それは、毎日のようにヘッドラインニュースを
飾っているからね。
昔気質のヤクザは絶滅したのだろうか?
わたしは、彼らの売り物は認めないが、日和ってほしくはないとも思っている
「親分のために、いのちを差し出す」
そのような概念は、<その世界にしか、残ってはいない>からである(きっぱり
・・・ともかくも、あの頃のたけしさんが戻ってきた。
校了
Yahoo!映画レビュアーたちの声(概ね好感触)
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