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だ)ダイ・ハード4.0 [映画(た]

LIVE FREE OR DIE HARD』を観てきた。
執筆中。校了は、日を跨ぎます。

鑑賞記:「【21世紀】に再び舞い降りた、アナログ・カウボーイ。」

 すべては、この映画からはじまった。


・・・本数の違いはあれど

ジョン・マクレーンことブルース・ウィリス は
『寅さん』こと故人渥美清を彷彿させる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A5%E7%BE%8E%E6%B8%85

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%B9

どちらも「その役」を演るために生まれ、その呪縛から逃れられない。
・・・観客がそれを望むからだ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89

本編でもそれは(痛いほどに)伝わってくる。

本作品を観に来る観客は、水戸黄門をみるがごとく足を運ぶのだろう
私もそのひとりだった。そしてその「願い」は叶う映画となった

「ウィリスのアクションをみてスカッとしたい」

それは、まるで予定調和のようにスクリーンと観客の間ですでに取り決めとなっている
掟(戒律)のように仕立てられ、観る人の心を堪能させる。

印籠の代わりは、ヘリ・トランシーバ、そしておなかいっぱいになる『どかん(爆発)』

(いろいろとテーマがある映画ではあると知覚できたけど
口をポカンと空けて楽しむ方がまっとうなものだ。

特筆すべきは、映像表現だろう。多色を抑えておりその塩梅がとてもよく
人物の心情をより浮かび上げさせている。

CGとロケ撮りの区別がつきにくいカット割りやとても自然な融合も、
映像通なかたは舌を巻くだろう。
(車をはじめとした)スタントのアクションも素晴らしいもの。

途中、『ぬ?トゥルーライズ?』と思ってしまうところがあるが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA
そこは大きなこころで受け止めてあげよう。

4人目の監督は【Len Wiseman】…彼も『ダイ・ハード』を観て育った。

スクリーンにいた自分のヒーローといっしょに「仕事」ができるという幸運をつかんだ。

そして・・・なんといってもウィリス。
1955年うまれの男。ちょっとほほのたれが年齢をかさねた男であることが
垣間見えるものの、朱色会の
「どうせ、アクションしているのは【映像だけ】なんでしょ?」
という根拠のない『予断というか邪推』は即刻消し飛ぶこととなった。

映画俳優というものは…おそろしいな。

評価:89点。

なんの心配もない。
なにも考えず、ジョン・マクレーンをシャワーのように浴びてほしい。

主題は、いまなお準備が足りていないアメリカ

というところ。コンピュータに毒された「かの国」のいまの姿を鋭く描ききっている

おっと、そして、これは【他山の石】とするべきことなのだろうなとは思ったね

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%C2%BE%BB%B3%A4%CE%C0%D0

クリスマスの夜の男も、他の全世界の父親と同様に
「娘にはかたなし」だ。 

『ジョン…まだ演るのかい?』

『さぁな…【観客】に聞いてくれ。』

・・・お後がよろしいようで。明日は、『映画の日』か…(校了:0:25
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%A5%C0%A5%A4%A1%A6%A5%CF%A1%BC%A5%C94.0&ei=
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%A5%C0%A5%A4%A1%A6%A5%CF%A1%BC%A5%C94.0+%A5%B9%A5%AB%A5%C3&ei=


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窓際ラヂヲ

『300』も『ダイハード』も大スクリーンで観たいですなぁ。
傷だらけでも、血だらけになっても、このパワーはどこからくるのよウィルスさん。シリーズ通して感想が同じでもやっぱり観ちゃいますね〜。血だらけが似合うNo.1ですね。
まだ、このシリーズって続くんだろうなぁ。
観たい映画が重なってますね、この時期。次回はハリーポッターですかな?
by 窓際ラヂヲ (2007-07-01 10:38) 

朱色会

窓際ラジヲさんNice&コメントありがとうございます。
ジャケット用のいい素材は取れたのでしょうか?

…ちなみにいちおう指摘させて頂きます。
ウィ(ル)スさんではなく、ウィ(リ)スです。
この調子(人気)だと、5はありそうですね~(笑

>次回はハリーポッターですかな?
う~ん。残念。私遍(あまね)く見ているようで実は観るものとまったく観ないものとはっきり分けているんですよ。ちなみにハリポは劇場で観たことありません。(爆
by 朱色会 (2007-07-01 17:55) 

まなてぃ

朱色会さん、こんばんは。
私も昨日、さっそく観てきましたよ。

>本作品を観に来る観客は、水戸黄門をみるがごとく足を運ぶのだろう

まったくもって、その通りです。(^▽^)ハハハハ

>印籠の代わりは、ヘリ・トランシーバ、そしておなかいっぱいになる『どかん(爆発)』

それを毎回、この映画に私は望んでいます。(^▽^)ハハハハ!
小難しくしなくていい!もうマンネリでもいい!20代の頃のように
単純に私を振り回し、楽しませ、喜ばせてくれ!を
久しぶりに味あわせてもらいましたね。そしてそれは達成されました。
こういう作品があり、元気をもらえるから、重めの作品も引き立つ
というもの。

来週はフフフ・・・重めの作品でいきますよぉ!(^^)vオウ!
by まなてぃ (2007-07-01 20:49) 

朱色会

(^^)vオウ!まなてぃさんいつもどうも。

気持ちのイイ映画として貴重なシリーズです。それでいてバイオレンスだけでなく人間の優しさとぶっきらぼうがない交ぜになった良品ですね。私もすきです。

マクレーンは、パソコンに一切触れずに悪党を倒しました。このあたりに監督にいいたいことがあるのでしょう。

・・・重めですか?どれだろう。。
by 朱色会 (2007-07-01 21:37) 

いも

朱色会さん、こんばんは!
何も考えずに観に行ったら予想外に楽しめました(^^)
途中「どっかで見たことあるシーンやなぁ」と思ったところがあったのですが、
「トゥルーライズ」だったのかー。
この監督さんは『ダイ・ハード』を見て育って、
そして今度は自分がこの映画を撮ることになったのですね。
そう聞くと19年という年月はやっぱスゴイんやなぁと思いますね。
それにしてもその1作目のDVDのジャケット写真・・・
まるで'70年代のオカルト映画風(サスペリアとかみたい)な
ブルース・ウィリスの顔にフガフガしてしまいました。
また寄らせていただきますね。
by いも (2007-07-01 23:50) 

朱色会

いもさん。いつもどうも。

>サスペリア
うはぁ、サスペリアか~。いもさんもそうとうなジャンル観とりますなぁ~。いまのDVDのジャケットは廉価版でもアルティメットBOXでも今風のかっこいい装丁(顔)になってます。

FOXも封切り当時は、それほどウケないと思っていたのかもしれません。19年。それは短い時節じゃないです。これほどにファンから永く慕われている映画およびキャラクターは少ないと思いますね。大切にしたいです。

・・・また、お出でください。私もお邪魔しますね。
by 朱色会 (2007-07-02 23:16) 

paraden

私も映画の日にたった千円で、
たっぷり、ブルース・ウィルスを
浴びてきました。
サイコーの一言でしたね。
単純明快、スカッとした後味。
まさに気分が良くなる映画でした。
by paraden (2007-07-03 08:52) 

朱色会

paraden さんコメントありがとうございます。

まさに、「原点回帰的」ないい作品でした。
最近はなかなな『スカッ』とする映画にありつけなかった
のですが本作品はまさにそれですねー。

ウィリスさんもちょっとお年は召してましたが
大スターらしい堂堂としたアクションと渋い表情は健在。
かっちょよく老ける見本のような人ですね。

http://www.geneon-ent.co.jp/music/cocacola/gncp1014.html
http://www.higuchi.com/item/200
by 朱色会 (2007-07-06 06:45) 

YaCoHa

こんにちは。「Live Free or Die Hard」で検索しておじゃましました。
私もこれ、最近観ることが出来ました。こういうのはやはり映画館ですね!(笑;)
by YaCoHa (2007-08-01 21:54) 

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