SSブログ

さ)サイレントノイズ 【WHITE NOISE】 [映画(さ]

連休3日目は「サイレントノイズ」原題:WHITE NOISEを観てきた。

鑑賞記:『101分間の「空耳アワー」の先にあるモノは…』

現在、京成ローザでは、”秋の新作ホラー祭り”開催中である。
・・・といってもファッションではなくて映画だ。
http://www.keiseikog.co.jp/cinema/top.htm
10月7日(土)より 「サイレントノイズ」
10月14日(土)より「アダム 神の使い 悪魔の子」 (PG-12)
10月21日(土)より「ハイテンション」 (R-15)
※3作品全て(!!)をご覧の方の中から抽選で劇場鑑賞券をプレゼント
  応募方法は劇場備え付けの応募用紙をご覧下さい  

・・・てなワケでかなり『挑戦的な』キャンペーンではあるが
いちおう参戦中です。だから、あと2つも鑑賞記が載るというわけ
です。

しかしなー。ちょっと敷居が高い抽選条件だなーとはおもうけどね。
半券を応募用紙に貼り付けていくんですぜ。3枚。3枚(2回目。
うーむ。

ま、与太話はこのくらいにしてっと…鑑賞記に入ります。

まず、この映画のなかで話の幹になっているEVPから。
http://www.silentnoise-movie.com/evp.html
サイレントノイズ特設サイトより引用。
「EVPとは、Electronic Voice Phenomena(エレクトロニック・ヴォイス・フェノメナ)の略で
電磁音声伝達現象のこと」・・ですぐに調査開始。。。
http://www.asahi-net.or.jp/~qr7s-tmym/ITC/EVP/EVP.htm
(↓ここ、COOL。…ですがDEEPなのであまり追いかけないでください。)
http://x51.org/x/05/01/0638.php
(↓ここ、トンデモです。(笑
http://2.csx.jp/~smx/tondemo/middle-06_05.html
・・・なかなかいろいろな実例があるようで
秋の夜長の特番として利用できそうな題材ではある。(←はい。ヒント。

ま、でも、この奇怪といわれる現象は
電磁気学と心理学にて完全に説明ができる現象として
それを唱えるひとと、その反対の立場の方、双方が
声をからしつつ論争しているものだ。(←はい。ヒント。

朱色会も、じつはホワイトノイズではないが
EVP経験はある。
ステレオからおじさんのはっきりとした声が突如して
聞こえたり、パソコンのミニスピーカから急に音楽が聞こえたりする
現象だ。その瞬間はぎょとするけれど、説明がつくことなので
いまはまたかといった感じだ。

この映画は、EVPをどのようにとらえるかで
面白さや受け止め方がことなってくるだろう
EVPについての知識が高い人もそうでない人も楽しめるようになっている

ただし、話の筋や組み立て方・つじつまなどは
破たんしており、あまりそこに傾倒してもしようがないことを
あらかじめいっておこう。

まずは、マイケル・キートン。
うーむ。ふけたなぁ。・・・老けた。初代バットマンのときは凛々しかったなぁ

でも、しつれいながら熟練の演技と風貌は、この主人公を演じるのにとても
やくだっている。最初から中盤まではぎこちなさが残るが、終盤にかけて
正気を失いかけてくるあたりからの鬼気迫る演技は
「とてものりのり」でやっていて、観ていて気持ちイイ。

ヒロインのほうは3名ほどでてくるが、どれもヒロインというほどじゃない
しっかりと役どころを全うしています。おつかれした。

あと、EVP専門家については明らかにミスキャストだと思う。
演技よりも、朱色会としては
「なぜ、このヒトには首がないのだろう。」

とぶよぶよにたれたあごの脂肪に目がいってしまい
き・・・緊張感がぁ。。
あまり彼に感情移入ができなかった。イイヒトなんだろなと思う。

・・・と、ここまではあまりほめていないけれど

じつは、この映画の評価は高く、79点だ

EVPに着眼したものは日本の映画には最近多くでているが
西洋ではあまりないという点。
なかなか目の付け所がいいと思った。

描いているテーマは、現世とあの世のはざまというところになる。
ねたばらにならないように浅くいっておこう。

読者の皆さんは、死後の世界があるとしてどんな印象をお持ちだろうか
天国?(女神がいっぱい。パラダイス
地獄?(鬼がいっぱい。折檻+いじめられるぅ
この映画はそれ以外の提案をしているところがココロに残った
すなわち、この世とあんまりかわらんってところだな
イイヒトもいる。そして悪いヒトもいるのがこの世ならば
イイ霊もいる。だけど悪い霊もいるっていっているように捉えましたよ
(byスネークマンショー)

ほじくればほじくるほどいろいろ楽しめる意外と奥の深い映画です。
ホラーというよりは、サスペンス映画に近いな。

【霊】が一番恐れ、かつ依存している存在、それは『人間』である
ーー朱色会ーー

(ホラーは肩の力を抜いて鑑賞記を書けるから。。好き。。)
・・・それじゃ。おやすみなさーい。

他の方の意見はコチラ。
http://eisei.livedoor.biz/archives/2005-01.html
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id325635/
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=EVP&ei=


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(6) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 2

ノラネコ

ご訪問ありがとうございました。
うちのテレビの砂の嵐にも、たまに変な音が入ることがありますが、これってEVPなんでしょうかね。
そういえば金歯がアンテナの役目をして、人間がラジオ音声を直接感知することがあると何かで読みました。
映画の方は後半のいきなり実体化したアレが・・・(笑
前半のタッチは結構好きなんですけど。
by ノラネコ (2006-10-11 00:44) 

朱色会

うおぉ。ノラネコさんだ。
こんにちは。
ノラネコさんのブログのティスト好きです。あと、映画をお酒にたとえるなぞ世界唯一でしょう!これからも楽しませていただきます。
この世のヘンな現象についてはオカルトだけでなく好事好きがたくさんのサイトを開いており、上に挙げたのその本の一部ですね。また、唯物論系を唱える者たちは「反対勢力」として反駁しており、これまた、目が離せないなと・・・いろんな人間がいて、この世は「にぎやか」ですね(笑
by 朱色会 (2006-10-11 01:29) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 6