【2010-52th】東京島:★★★★★ [映画(た]
東京島を観てきた。
いつもいく京成ローザが、スクリーン2または3(つまり小劇場)だったので
鑑賞記:「サバイバル」に必要なもの
冒頭はなんとなく温(ぬる)い無人島ものだなーと思って観ていたが、終幕後は大満足だ。
さて、東京島とは、何なのであろうか?(もちろん地図には載っていない)前フリ
1.役割きっちり俳優陣
多江さんはあとで。まずは男たちから。
まず言いたいのは、洋介とテイ龍進が効いている。
洋介。君はまだこの世に必要だ。そう生き急ぐな。
掘り出し物は中国人リーダーに扮したテイ。(左端)なかなか演るな。
その他の男優陣も持ち味きっちりでています。鍋物を食べたらしっかり全ての具材を楽しめた感じ(←季節感的ずれあり。
(中国人たちの大胸筋が厚いのは、設定だろう。多分)
そして多江さんは、年齢・女優としての旬・役柄などこの役にぴったりはまっている。
漸(ようや)くと「抜きの演技」を会得したかーー
そうだよ。いつもクロールじゃだめなんよ。平泳ぎをする場面も必要なんさ(←誰?
2.サバイバル とは2つの意味を持つ
すなわち、自分という個体の生存維持と、そして
自分と同じ種の存続 とういみである。 「同じ」っていうところがどこからどこをさすのやら?
誰にもわからねえ。。
3.女は、自分のひとつの命以上を抱えてこの世に落ちてくる
「トウキョウ」を漂流していると感じる貴方。
この映画を観て、いろいろと棚卸ししてみてはいかがだろうか?
え?男はどうなんだって、ふふふそれはね
「手ぶら」なんだよ。だからこの世は男にとって厳しいんだ
残暑が厳しい千葉よりお贈り致しました。
夏バテの季節です。心の栄養と、秋風のような安らぎを求めてくださいね。
最後にご唱和ください。
なんでもあるよで、なんにもない♪
なんにもないよで、なんでもある♪
『・・・無駄にするなよ。』
校了
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