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【2010-29th】RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語:∞ [映画(ら]

鑑賞記:人生の分岐(機)

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・・・『頼むからもうやめてくれ』というほど、「涙」がでた。ではまた後で。長期取材中。

まず、言いたいのは素晴らしい音楽と映像
島根の夏の熱い日差しが、スクリーンから伝わってくる。

監督は、出雲市出身錦織良成氏。
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1.<孤>軍奮闘するモーレツ社員

・・・ということばは今となっては死語に成りつつあるが・・・
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0.鉄道は、誰のものにもならない

とは、私の友人の言葉である。誰も所有できない。それが魅力だという。そうだと思う。
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カタタン。カタタン。これは、私がよくお世話になっている京成線の仕事人の姿である。
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大きい、小さいは関係ない。「鉄道マンの志は同じ」と信じたい。

主人公とそれを演じる俳優は、ほぼ同い年。中井自身も、俳優をやめて運転士を目指しても
それを成し遂げてしまうだろう。

京王電鉄全面的バックアップによる制作は、てつマニアも唸ること必定(きっぱり
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2.レール(無限軌道)には、かならず<分岐点>がある

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歳の差のあるサラブレッドふたりの共演。いいものだ。観客として堪能。
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3.「夢追い人」への讃歌

ラストシーン。殆どの男は不器用で、「気の利いたことば」は云えない。
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夢少なし世と「巷びと」はいうが、そう決めつけているのはその本人だけなのだ。
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<縁(ゆかり)>を忘れつつある現代人に捧げられた良品に仕上がっていると言える
・・・いちばん興奮し、様々なものを再発見したのは出演者たちかも。
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長く続く不況がこの国とその社会(会社)を雁字搦めにしているが、
好きなことをしている人間のこころはそれとは乖離していることを、この映画は観客に説く。
映画を見ていくと、「少しずつ」そのことがわかっていく。

本仮屋ユイカは、すくすくといい女優になったなぁ(遠い目
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とってもいい映画です。是非ご覧になってください。
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校了。

~~~

他の方の「たち」
公式ホームページへ寄せられた「
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