【2009-30th】60歳のラブレター:★★★★★ [映画(ら]
エンドロールが流れ始めてすぐに脱兎のごとく劇場を飛び出した
面白くなかったから?いいえ。だれにもぐしゃぐしゃになった顔を見られたくなかったから。
昨日までは、「重力ピエロ」で日本アカデミーはキマりと思っていた。
強力なライバル出現といったところだろう。「60歳のラブレター」本作品である。
鑑賞記:「恋」から「愛」そして「恩」へ。
この映画のレビューを書く資格は、私にはない。
私よりの説得力のある方がたの<ことばたち>をご覧ください。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id332813/
いい映画です。
『最近、マンネリ気味。』の貴方。ぜひ連れ合いを誘ってこの映画をご覧になってください。。いっしょに。
・・・必ずや「自分の姿」をスクリーンの中に見つけることでしょう。
・・・たとい連れ合いがいなくても、レビューをするケンリはある
という声に押され再開します。
1.劇場に響き渡る「妻たち」の笑い声
男親たちは?・・・身を硬くして、息を殺しておりました(※
(数人すすり泣き。わからないように←わかるて
2.すばらしい6人+αの表現力
演技達者な6+αが、この作品を描くために召集された。
Yahoo!映画レビューでは、中村雅俊さんの演技が下手とあったが・・・はたしてそうかな?
中村さん扮する男は、「無骨で不器用」なのであるから、演技もそうなるわけでして
これこそ<演技力>の発揮の結果ではなかろうか?
あとは
・「名医」とは何か?
「治す」ためには、「見つける」ことができていないといけない。
・「デキ」る女の苦悩
他人とは、「自分のできていないところ」を歩いている存在である。
ーー 朱色会 ーー
それも、しっかりとね。
などなど、やさしい話の中に、きっぱりとした主張があり、小気味いい。
3.結論:失「恋」病は治せても・・<それ以上の『病』>は?
おんな3人の、「魂の咆哮」を聴けッ!!
おとこたちに向けられております。もちろんおとこたちとは・・・観客の男性たちにですが。 (※
こんなところで。脚本、演出、演技とも高次元でまとまっている良作です。
この国とて、もはや人の平均寿命は<『百』に届からんばかり>だ。
60は、もはや「上がり」ではない。「折り返しを過ぎたばかり」に過ぎないのだ
まだまだ、路はあるよ。
熟年の方には特効薬として。そうでない方は予防薬として服用していただきたいです。
「お大事に。」(笑
2009.5.24 朱色会
60歳を遠に過ぎて、過ぎ来し方を思えば、この映画を見ると、身につまされるものと、照れくささがあるような気がします。機会をみて見に行こうと
(一人で)思っています。
by ku−san (2009-05-25 07:38)
必ずや、<奥さんとの思い出>がよみがえってくると思います。
ぜひ、ご覧になってください。
by 朱色会 (2009-05-25 13:52)