わ)私は貝になりたい:★★★ [映画(わ]
鑑賞記:「ベルトコンベアー」のような映画
前もっていい所も予め書いておく。中居はよく演っている。
↓
私は貝になりたい
http://kishida.biz/column/2004/20040630.html
を知っているものにとっては、パンがどのように作られるのか知っているものが
パン工場見学にいくようなものだ。つまりパンが兵隊で、パン工場が戦争というわけ。
http://jp.youtube.com/watch?v=y6WQIwqWruM&feature=related
映画に臨むときの面持ちは、期待半分(あの監督が作った作品。わくわく。
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E7%A6%8F%E6%BE%A4+%E5%85%8B%E9%9B%84&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2
不安半分(中居か・・・大丈夫だろうか?ドキドキ・・
だったのだが終幕後は、期待と不安がまったく正反対となってしまったorz
1.クローズアップとロングショットが織り成す人(個)と世界(個以外)の表現
初代:フランキー堺。
http://www.tante2.com/815bc-d.htm
二代目:所ジョージ。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d0659.html
そして、三代目が中居正広 である。
精緻さが必要ない題材。(ココロに焦点をあてて欲しかった。葛藤
・・・しかし、中居はようやっているよ。役作りもいい。
仲間さんもよく支えているとおもうよ
さて、でわこの映画の戦犯にご登壇いただこう。。
2.なぜ、いま『貝』なのか?
理不尽な世相が強くなるこの世の中だ。それはだれしも思うことだろう。
・あがらない給料
・あがりつづける生活必需コスト
・いつはてるともしらない労苦
・さきのみえない未来
・他人とのカンケイがいよいよ疎遠となる世の中
(以下経営「主」の本性↓
「や」はないだろう。「や」は。時節がら
「うぃ~~~しゅッ」(手を交差(笑
「配分」の話は、なかなか末端まではこない。なぜなら、・・・逃げるからだ。
2.豊松は、「本当に」不幸せだったのか?
シアワセのレベルが60年前とちがう。
伴侶を得、子宝を得、そして自分がやりたいことを成す。
豊松が成していることを、現代の男たちの何人が成し遂げているだろうか?
幸せとは、「変化」である
ーー朱色「貝」ーー
爪に火を点すしていようとも彼らは店(理髪店)を持ち、その店は町のひとびとに
愛されていた。
・・・結末がどうあれ、彼は幸せだったのだ
3.「敗戦」より先のこと
8.15日をもって、日本人は変わったのだとおもう。
「上官の命令は、天皇陛下の命令である。」
陛下を信じた将校の一部は、「腹を自ら割いた」
あくまで一部である。そして、、、陛下は生き残る
われわれは「腹を割かなかったひとびと」の末裔なのだ
http://jp.youtube.com/watch?v=sbHWRWhxfMk&feature=related
責任。責任を取るということの転嫁があの日から始まったのだ
生き残る(つまり責任をとらない)道をわたしたちは選んだ
「生き残る」ことが責任。それが、今の日本の骨格だといっていいだろう。
『豊松は?』
・・・実は恨み節を吐露したとしても彼は責任を取っている。
彼は、「自らの」足で階段を上がっていった。
よって私は以下のことばを断言できる
・・・人間に貝柱ができるわけがない。人間とは・・・『パン』なのである(きっぱり。
http://csx.jp/~war/w3.pan.htm
~~~~
Yahoo!映画ベストレビューはこちら。↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327994/rid263/p1/s0/c6/
http://ja.wikipedia.org/wiki/BC%E7%B4%9A%E6%88%A6%E7%8A%AF
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A3%E9%B4%A8%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%B3
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E4%BA%BA
~~~~~キター(←もう、使えないらしい・・・
http://secondlife.yahoo.co.jp/supporter/article/Xm0R_CuANk9j1rcBDQ--/1056/
http://www2.odn.ne.jp/~acm78860/seisyo_yomou.htm
http://homepage2.nifty.com/taejeon/Bible/Bible-15.htm
http://www.yukai.jp/~kinunomichi/pain.htm
(校了です。
若い頃見た、フランキー堺氏演ずる映画を
思い出しています。
最近は殆ど映画館に足を運ばずです
by ku−san (2008-11-25 07:51)
ku-sanコメントありがとうございます。
見つけました↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Mj9MxBTW-d0
こういう映像を見つけると、フランキー堺さんは生きているのではないかという感慨に捉われます。
私たちの心の中に。。。
by 朱色会 (2008-11-26 00:32)
こんにちわ。
≫豊松が成していることを、現代の男たちの何人が
成し遂げているだろうか?
なるほどー。
そういう見方もあったかあ。
そうですね。幸せのレベルは60年前とは違いますね・・・。
昔と今では、日本人の幸せに求める質も
すっかり変わってしまったんでしょうね。
私は生まれてないので分かりかねますけれど。
そうそう。
「キター」禁止令はガセネタだったみたいですよ(笑)。
まだ使えるみたいです^^
by 睦月 (2008-12-02 17:16)
最期がいかに理不尽かつ受け入れがたい物だったとしても、豊松の人生は幸せだったと、私も思います。
それ故に仏間での告白から遺書の流れはどうしても違和感を感じるのですが、オリジナルを観た時から感じていたので、タイトルを含めて物語とキャラクターの根本がどこかずれているという気はしています。
中居正弘は予想以上の好演で、俳優としてのポテンシャルを十分感じさせてくれました。
ゲスト出演者がちょっとあからさまで煩わしかったかな。
彼らに罪は無いのですけど。
by ノラネコ (2008-12-02 23:38)
睦月さんコメントありがとう。
睦月さんの「日本人の幸せに求める質」ということばにドキリ。質かぁ・・・質はたしかに変わったのかも。でも変わっているところと、変わっていないところあるかも。。
まだ使えるみたいです^^
えがった。えがったな。まだ使いたいよ。。。
旅行記。楽しみにしてます。気をつけていってらっしゃい。
by 朱色会 (2008-12-03 01:22)
ノラネコさん。コメントありがとうございます。
彼は、ワタシのてにいれていない幸せを手に入れていたなと思ったものですから。つい書いてしまったのです。。。
それが「創作」だとしても、何が幸せで、何が幸せでないのか?それはあまり変わってないのかも。
いきなり「貝」化した彼の心情は、その際(きわ)にたってみないとわからないものでしょう。理不尽な時代は確かにあったようです。今は・・・どうなのでしょう。
「幸せとは変化」とは昨今強く感じるところです。
by 朱色会 (2008-12-03 01:27)