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ど)ドリームガールズ [映画(た]

鑑賞記:「うた」の強さ!【声】の強さ!!『ことば』の強さ!!!
    ・・・そして生きていくという強さ。

「∞」。

今日は、実は映画を2本観たのだが、1本目は完全にすべてを忘れてしまった。
たしか・・・そう…あれは日本映画だったとおもう。
それほどに、2本目は強烈に朱色会の心を打ち抜いてしまった。

『ドリームガールズ』である。

圧倒的なパワーで人生を歌うかれらの力強さに、、、
・・・力づけられたというよりは。。バシッと背中をたたかれたような
きがする。

『あんたも・・・しっかり生きなさい!!』

彼ら、いや彼女たちの漲る強く生きる姿に、上映中ずっとあてられ、
正直ぐったりしてしまったのが本当のところです

この映画の優れているところは、いくつか種類のことなる観客が
それぞれ楽しめる点である。

・60s-70sアメリカンPopsミュージックがすきな方々
・ショービジネスの光と『闇』を堪能したい人
・ビヨンセや、ジェイミーが好きなファン

冒頭にすでに採点は完了している。
とってもお勧めな映画です。明日ご覧ください。それでは・・はじめます。

~~~~~~~

全編を通じて観客に土砂ぶりの雨のように降り注いでくるもの。それは「歌」。
歌のシャワーと言っていいだろう

この映画でまずは感じたのは、人生を歌うかれらの詩、
すなわち『ことば』である

日本はもとより、アメリカでもやはり『歌詞』は軽んじられる傾向にある

リズム重視。ノリ重視。そしてそれがどこからくるかというと
『売り上げ』重視だ。すなわち歌の成功とは、CD(レコード)の売り上げ
というのが巷の一般的な概念だろう。

劇中でもそのことがとてもよく著されているシーンがある。
(後半にあります。
「ワン・ナイト・オンリー」という曲が2曲でてきます。
聞き(感じ)比べてみてください

・・・・この映画が述べたいことは、その対極にある。

何人のこころを響かせたのか、それを歌い手として実感できたのか?
そして、その舞台の上でも観客席でも何人を感動させることができたのか?
そこに実は成功があるのだよ。

・・とこの映画はいっている。

歌を歌うという情熱はどこからくるのだろうか?

歌を聴くという感情は、どこから生まれてくるのだろうか?

この歌を広めたいという想いは、何からやってくるのだろうか?

この映画は、その答えをしっかりとあらわしている。

『あたしは、、歌。』

~~~~~~~~~~~

あなたにも大切にしている歌があるはず。

それがもしあるのならば、そのCDを探し出して
中にある紙をひっぱりだしてほしい。

そして、そこに書かれている文(ふみ)を、じっくりとかみ締めながら
ゆっくり声にだして読んでみよう。

貴方が、なぜそのうたが好きなのか?

…その『答え』があなたのココロの中に生まれてきます。

「少女は、いずれ自分が操り人形ではいられないことに、自分から気がつく」

戸田さんの字幕がすごい。筆がノリノリだったんだとわかる
すばらしい言葉の数々に、しばし、画面を観れなかったほど。
う~~ん。いつもながら、「いい仕事」です。

・・・・大変にすばらしい映画を観た。
ぜひ、あなたもこの映画をごらんください。

多くは語れない映画だ。あなた自身も何か異なる答えを見つけることと
なるだろう。おやすみなさい。

(校了。

『ドリームガールズ』 特集 - goo 映画はコチラ(↓
http://movie.goo.ne.jp/special/dreamgirls/index.html

ほかの皆さんのイケンはこちらです。(↓
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id326032/

↓【マイケル・ベネット】
http://www.geocities.jp/ren_skein/dream.html
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=Michael+Bennett&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2


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睦月

こんばんわ。

私もホントに素晴らしい作品だと思いました。
とにかくこれは劇場で体感すべき映画だと思います。

でも私は、完全にカーティスの思うつぼ・・・
ディーナのワンナイト・オンリーの方が好きだなあと思ってしまった
次第です・・・。
by 睦月 (2007-02-25 02:37) 

朱色会

睦月さん。コメントありがとう。

劇場はまさしく良品のミュージカル劇場となってしまいましたね。ホントにみなさんには巨大なスクリーンと大きなスピーカーで彼らの「声」を浴びてほしいな。

『今』の【歌】がどのようにしてつくられているのか?

その状況を、この映画は克明に捉えているとおもう。
日本の歌謡曲作成に当たっている方がたもこの映画をご覧になって初心と「大切なもの」を取り戻してほしいなと強く感じました。

カーティスにあたる人は、現実に存在するし
エフィにあたる人も、この世に確実に存在するのです(きっぱり。

人の大切な思いを横取りして金儲けを図る者に乗せられる我々。
その反省もこの映画をみて思い返しました。

そして、このことは、音楽だけのことではないのだろうとも・・・

訪問ありがとう。…また、お越しください。
by 朱色会 (2007-02-25 09:23) 

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