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【797節:映画】ラストレター:★★★★ [映画(ら]

鑑賞記:メールらはすべて消ゆる。しかし文はいつまでも「残る」心に。

 

(執筆中です。また、校了後も作品の内容には触れずに書いておりますので

  よろしければまたお越しください。

 

岩井俊二(仙台出身)の作品。

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昨今は心の吐露や気の利いた謳い文句が、<受け取る人が居ようと居まいと吐き出される>世の中となって久しい。それが今の人々が求めるものなのだ(ろうか?)相手の目を見ずして自分の言いたいことを言える。それが伝わることより、言えたことが大事となりそれが当たり前の「伝え方」となった。本映画はそれに対する表現者の一つの回答となっている。

 

1.書けば、「赤を入れられる暇」が生まれる

 

 

2.今回も掘り出し者在り

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3.遺すべき記憶を紡ぐか?それ以外のことをするのか?

 

<それ以外>のことに一向に関心がないのが映画人ということとなろうか?

 

観客の記憶を想起させる作品(そのことについて書こうとすれば

私も映画を撮るしかなくなるので、それはやめておくが)。

わたしにとってはそのように

伝わった映画です。それではまた別の劇場で。

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