【2011-37th】エンディングノート:★★★★ [映画(あ]
「エンディングノート」を錦糸町で鑑賞した。
鑑賞記:娘の瞳
1.人生の頂きを感じたあとのこと
<人生の頂き>の定義は、人それぞれ異なる。
・就職
・自らが選んだ「仕事」の成功
・容姿/体力/技能の成熟の実感
・結婚
・出産
・子供の成長、旅立ち
・(定年)退職
と、そして
・死期を感じた時
などなど
2.2合目あたりで出会うのが「丁度いい」
頂きに登ってしまったら?・・・もう、下りるしかない。
<下り坂>を誰と過すのか?
そしてどのように過すのかはとても大切なことです。
「もっといい頂きに辿りつきたかった」
などと詰り合いながら下山するのは私とて願い下げだ。 少なくても
『いっしょに登ってくれてありがとう。また行こうね。』だろう。 <また>は在るかどうかはその時点では本当に分からない。
<最期のことばを交わせる相手>がいることが、人生が恵まれているということなのかもね。
3. 人が遺すもの、それも「人」
人は、モノに拘る。だけど、このブログを読んでいる
「貴方自身」が遺産なのです。そして、あなたの周りにいる人すべてが、これまでに亡くなった人間(人類)の共通の遺産と云える。
・・・と、いうことがわかった。 この映画を観て。
少々出演者たちに助けられている感のある作品ですが・・・しっとりとした佳作です。
『お父さん。。立派でした。』
「大切な人」とご覧になってください。
校了
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