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「立派な」負け [スポーツ]

第69代横綱白鵬(25歳)が負け、双葉山の69連勝への挑戦がともかくも終わった。
これが、負けか。」そのことばが、白鵬の苦難の道程のすべてを表している。
印象的だったのは、肩の荷をやっと下ろすことができた、ホッとしたような表情だ。

白鵬よ。胸を張って次の取組に挑んでほしい。
日本国土にいる25歳の若者で、貴方ほど<日本伝統>を背負ってる者はいない。
今、この世にいる人間で、土俵の上で、63連勝した人間は君ひとりなのだ。

本来は、日本人が背負うべきものを、相撲人として担っている。

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スポーツ紙のトップは本取り組みの結果報道だった。

つまりは
「本当に強い力士は、連勝ではなくて負けたときに新聞に載る。」が、現実となったのである。

<人間が無心に成れる難しさ>を教えてくれた一番だった。

・・・に、してもみごとに各紙勝った稀勢の里じゃなくて負けた白鵬にピンが合っている。
専撮チームがいたに違いない。殊勲の稀勢の里(24歳)に悪いじゃないか!

校了


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paraden

ですね。白鵬の連勝記録が途絶えたのは残念ですが、
自分が阻止しようと密かに気合を入れていた下位力士は
間違いなくいたわけで、それだけマークが厳しいなかでの
今場所の取り組みなのに、それが何だか軽く扱われた
報道だったように思えます。
マスコミ自体が69連勝という大記録の凄さを理解していない。
自分たちのためだけのネタ探しにばかり一生懸命で、報道する側の
責任感とか事の重大性の理解など二の次にしか思えませんでした。
稀勢の里が気合の入った時の強さは他を圧倒します。
また確かに白鵬の側にも甘さがあったことは否めませんが、
もう少し63連勝という史上2位の大記録と、それを阻止した殊勲者に
もっとスポットを立てても罰が当らないと相撲ファンは思うわけです。
単にゴシップネタを追うだけのカストリ雑誌記者ばかりのような
報道姿勢に甚だ疑問を感じます。
by paraden (2010-11-17 23:11) 

朱色会

おお!paradenさん熱い長文コメントありがとうございます。

長年特権の上に座してしまった業界は
そんなところあります。
マスコミに限ったことではありません。
全てがそうでもなく、私は「Number」というスポーツ雑誌を
かっています。

スポーツ新聞に関しては、速報性(正確な)を最重要視しています。
ゴシップではなくて、そのスポーツについて意味がある情報が発信されているものです。

記者(力士)を育てる編集者(親方)の力量が試されるのだと思います。
by 朱色会 (2010-11-18 02:36) 

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