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【2009-32th】Terminator Salvation(邦題:ターミネーター4):★★★ [映画(た]

鑑賞記:どこかで見た風景「だらけ」の映画
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過飾は、本質を隠してしまうの例えに最適な作品だ(きっぱり
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作品そのものはそう悪くない、しかし、今夜はこのような作品が生まれてしまう背景について主として話しておこう。いまは、そう、取材中なのだ。。
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1.現実版「キカイvsにんげん」

ガソリンスタンドのお兄さんがいなくなったように
キオスクのおばちゃんが消えつつあるように
製造業はほとんどキカイ(コンピュータ)化された。

その現実の証拠は、新聞にいくらでも書いている。
http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/it_bc88.html

さて、食い尽くした「彼ら」が次に狙った畑は
「興行(エンターテイメント)業態だった」
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映画は人が作るもの。そこに入り込んでいこうと決めたのだった。
実際にそれは侵攻中であり、映画の制作費の約60%は直接人間が関わることはなく
さらにそれは増大中である。今日この映画を観た人はそれを目の当たりにしたと思う。

と、ここまで読み進めた方はさまざまな映画のタイトルを思い出すだろう

古くは「モダンタイムス」
「999シリーズ」
最近だと「マトリックス」
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E3%83%A2%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B9&btnG=%E7%94%BB%E5%83%8F%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2&aq=f&oq=

ターミネーターの、ターミネートしようとしている対象は、
<特定の人間ではない>。
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2.映画とは、人を映すもの

私は「T4」に(入れ)なかった。その理由は洞窟の穴を自分で見つけることが

鑑賞中にできなかったからに他ならない。

穴を見つけ、穴にもぐり、製作者の本意に到達する。それが映画鑑賞の醍醐味だ

3.昔は、「お友達」だったのに

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http://www.sony.co.jp/Fun/design/history/product/1950/tr-55.html

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/capsule/index.html
http://www.sony.jp/mail/mysony/feature/20080508/index.html

http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=AIBO&gbv=2&aq=f&oq=

ところで、機械はいままではすべて「アトム」の仲間だったのだが
「I<T>」が生まれてからはおかしなことになりつつある。

シリーズのネタバレ予想。(↓知りたくない人は、こちらをクリックしないでください
http://images.google.co.jp/images?gbv=2&hl=ja&ei=uVA0Sv_EOaPe6AP1-LnIBw&sa=X&oi=spell&resnum=1&ct=result&cd=1&q=%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%80%A0%E3%82%8A%E3%81%97%E3%82%82%E3%81%AE&spell=1

・・・この映画も、スターウォーズ・シリーズのように
上流に向かいつつある。水源にある事実に、人間である観客は驚くことだろう。
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皆さんにこのキラー・クエスチョンを投げかけてこの章を綴じよう

『なぜ、ヘリ(A-10含む)やクルマは<裏切らない>の?』

かいへーたい。かいへえたい(壊
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2009.6.13 朱色会

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id331380/s0/or1

お・み・ご・と(↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id331380/rid575/p2/s0/c11/

これらは、「人類の資産」であり、「人類の成長の記録」といって過言ではない。(↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/SF%E6%98%A0%E7%94%BB


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コメント 4

ノラネコ

まあ、ジェームス・キャメロンとMcGの資質の差を見る映画と言えば間違いないでしょう。
正直なところ、あまりにも実力差がありすぎて、もはや同じシリーズと考える事は出来ません。
McGは良くも悪くもPV屋で、映画作家には成りえないというのが今回で良くわかりました。
同じPV屋でも、語るべき物を持っている紀里谷氏が映画作家としてのポテンシャルを感じさせるのとは雲泥の差です。

by ノラネコ (2009-06-15 00:39) 

朱色会

「好き」なだけでは難しいのでしょう。
「与える何か」「伝えたい何か」をしっかり持っていないと。観客に対して。
by 朱色会 (2009-06-15 08:01) 

Yakoha

こんにちは。
「Terminator Salvation」で検索しておじゃましました。
私も「マトリックス」はちょっと考えました。
全体的には・・・次回作に期待・・・って感じで。(苦笑;)
面白かったんですけどね。

by Yakoha (2009-06-26 23:15) 

朱色会

Yakoha さんコメントありがとうございます。

先代1、2の魅力はなんといっても
余人を持って変えがたしのシュワさんでしょう。

彼の代わりを演りきれているかどうかとなると
答えはでてしまいます。

話が込み入りすぎていてくんずほぐれつの状態も観客を困惑させる原因となっています。ま、今後に期待ということで。
by 朱色会 (2009-06-29 00:58) 

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