ふ)ファニーゲーム U.S.A.【原題:FUNNY GAMES U.S.】/★★★ [映画(は]
鑑賞記:現代における「後天性社会的狂人」の備えへの警鐘
『う~ん。。まァフツーかな?』と、いうのが終幕後の率直な感想である。
可もなく不可もなくといった表現がしっくりくる。ここまでで、読者は進めるか退室するか
ご判断のほどを。。(つづく
「気づくのが遅すぎた男」の図
~~~~~
監督は、このヒト。(写真中央)『Michael Haneke』(↓
http://images.google.co.jp/images?gbv=2&hl=ja&q=Michael+Haneke&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2
1.家族の『羊化』(敵を察知する感性の鈍化)
「サイコパス」ということばが市民ケーンを得た昨今においては、どれだけ非道な人間が
スクリーンに現れようとも『チッチッチ。現実のほうがシビアだぜ。』と観客にいなされてしまう。
http://search.yahoo.co.jp/search?&p=%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9&fr=msie7&ei=utf-8
↓(以下本国におけるトンデモ記事リンク。『食らえハネケッ』
http://search.yahoo.co.jp/search?&p=%E5%B9%B4%E9%87%91%E3%83%86%E3%83%AD&fr=msie7&ei=utf-8
・・・人の想像力が「現実」に追い抜かれ久しい。ホントの精神病患者は脅威がない。他人に危害を加えないのだ。恐ろしいのは一見フツーに見えるいわゆる亜キチガイなのだ。これが増えた。抑え切れないほどに。どういうわけなのか「先進国といわれるところ」で急増中かつ「活動」を開始している。
(追記2009.1.24
この二人は、いうなれば「自己の死(消滅)の恐怖」さえ凌駕しているのだ
よって一般的な生きている人の世のモラール・戒律・作法から<卒業>している
・・・そんな人間が、いま増殖中だ
2.いざというときのため、「羊」⇔「狼」を切り替えれるようにしておこう
「なにか」みたいにね。
監督と観客の、「不快感」の競争(はたしあい)がこの映画では続いていく。執拗なまでに
それはある結論を導いてくれる。
(中略)・・・なわけで、本編は、いかに観客として不快になれるのか!それを期待していたわけだ。
また、それを知らずして劇場に迷い込んでしまった子羊(猫)ちゃんには、その席で<狼>に
なってもらうほかはない。。。
・・・実のところ私が一番イラついたのは「あの2人」ではない。この映画を観た「男親」は
その「男」を指差せるだろう。(⇒映画公開終了後、追記↓)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?dtype=2&p=%C3%CB%BF%C6
『ケ・イ・タ・イ・を・乾・か・し・て・い・る・場・合・か・~・!』
自分の世系を切られたのだ。手負いだろうが老いていようが
父親として、男として2人を地の底まで追いかけるのが<普通の対応>だと思う
3.でも。。「リモコン」orz...
・・・・リモコンは反則だ。そこで途中退場でもよかったかな。映画を観る前にまき戻して「ノン子36歳(家事手伝い)」にすればよかったかもなぁ・・・リモコンは監督要らないぞ~~しっかり編集しろォ~~~(怒
↓(意外とおもしろいものあり□
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%82%B3%E3%83%B3&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2
<この映画、私の持つ「暗黒面」には到達していない。。残念だ。>
みんなぁ!がんばって不快になるんだぞいッ!・・・いろいろと、がんばろ~(いや、映画だけでなく。
重要なことを最後に書いておく
<狼がいる>住処に、<ほかの狼>は寄り付かない
ーー 朱色会 ーー
答え)「この手の<事案>は、先手必勝だ。それは・・準備と心構えが必要だ。」
(いちおうねんのため↓
http://www.news.janjan.jp/living/0712/0712187492/1.php
(校了です。ベストレビュー現在までに発見できず。皆さんも書いてみてください。
・・・読みに伺います。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?fr=msie7&ei=UTF-8&p=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0+U.S.A.
こんばんわ。
≫人の想像力が「現実」に追い抜かれ久しい
そうなってますよねえ、ホントに。
この映画のオリジナル版が作られたのは今から10年以上前です。
それが今、リメイクされることになんだかただならぬ意味を感じます。
とにかく何度観てもこの映画は最悪です。
映画という一線を通り越して、受け手にリアルな不快感を与えるあたりが
もうホント耐え難い。
2度と観ません(苦笑)
by 睦月 (2008-12-23 20:41)
睦月さんコメントありがとう。
僕らは、その「不快感」の正体をほじる必要がある。なんてイヤなやつ映画ならばこんなに観客は狼狽しない。その不快感の理由はおそらくは受けてひとりひとり若干違うかもしれないが共有することがあるのではないか?
「彼の挑戦状」に立ち向かうひつようはあるんだと思う。となると貴方の体験か潜在意識のどちらかに「答え」がある。
それを見つけたとき、この映画の変なプレッシャーに打ち勝つことができる。とともにこの作品を自分の中に取り込むことができるのさ。睦月さん。「逃げちゃダメだ」
ぼくは、そうだなぁ・・オリジナル作品に潜ってみるよ。。
by 朱色会 (2008-12-24 00:31)