で)デトロイト・メタル・シティ:★★★★ [映画(た]
鑑賞記:人間の「外装」
1.演技人としての才能の<るつぼ>と化したケンイチ
・・・が見所のひとつ。中々これだけ演れるもんじゃない。
ケンイチ体細いなぁ・・細い。もはやLの影は微塵もない。すごいねぇ
Lを完全に脱却した感がある。クラウザーもソウイチも彼の一部なのだ
http://ver-milion.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E3%82%B1%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%81
『僕は、こんなことやりたくないのに!』・・「誰」の言葉なのだろう。
2.シンプルなストーリー構成ながら演技人の 技で緩みなくみれる
う~む。。松雪さんは、ちょっとムリしてるかな。。
やぶれかぶれ度が上滑りしているような・・・どうですかね。
小技としては、カクカク・ブルマ・スカートめくりなど。他にも随所にちりばめれるしかけが
観客を飽きさせない
3.「夢」の大切さ。夢を<守ってくれる>ひとびとの大切さ
観客は、母親というパンにサンドされた「デスメタル」を味わうことになる。
全てのデスメタルバンドマンには、「かあちゃん」がいるのだ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%AB
実はトカイ人のほとんどは<いなかもん>なのさ。私もほろりとさせられた
http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_b777.html
しかるに、私も読者にこの言葉を贈ろう。
NO DREAM, NO WORLD。・・・そして
NO MOTHER, NO WORLD。(母親が存在しなければ、世界は成立しない。
アザ~ス。(笑
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%A2%A4%B6%A1%BC%A4%B9
べべべべべぇ・・・校了です。
http://event.movies.yahoo.co.jp/theater/dmc/
馬鹿映画であるのですが、馬鹿映画を馬鹿にしてない(笑
実にしっかりと作られた映画でありました。
やっぱりこの手の作品は作り手が舐めちゃいけないのですけど、この映画の関係者はそのあたりしっかりと判っていたようです。
悪くない拾い物でした。
by ノラネコ (2008-08-28 02:09)
こんにちわ。
そうだよ!ママがいるから世界は成り立つんだよ!!
「・・・・ならキミも早くママになれ」
と声が聞こえてきそうです(苦)。
松山さんって、朱色会さんと同郷じゃなかったですっけ?
なんか嬉しいですね、東北からこんな俳優さんが輩出されたなんて(涙)
Lといいクラウザーさんといい、彼は白塗りが似合うなあ。
やっぱり白肌な東北人だから違和感ないんですね、きっと。
ちなみに、松雪さんは結構頑張ってたと思いまーす!
たしかに、たしかに・・・無理してる感は漂っていたけれど(涙)
by 睦月 (2008-08-29 14:27)
マジメルに馬鹿をやっている映画ですね。
意外に、馬鹿を真面目にやるのは難しいものです。
ノラネコさん。コメントありがとうございました。
by 朱色会 (2008-08-31 23:50)
ならキミも早くママになるんだ。
ケンイチはいまかなり演技人としての旬にいる感じがする。役になりきるというよりは、ケンイチの中に役を取り込んでモノにしている。演技のアプローチは他の俳優とは異なるが見ていて心地よい。これは・・重要なことです。。
by 朱色会 (2008-08-31 23:56)