い)IN THE VALLEY OF ELAH【邦題:告発のとき】/★★★★ [映画(あ]
やっと観た。なぜ千葉で3館でしかやっていないのか・・・・映画を観てわかった。
あまりにもエンターテイメントの対極にある。とてつもなく
まっすぐで、重い映画だった。
鑑賞記:兵隊という身分に対してはそもそも【勝利】はない。あるものは・・・
「死ぬ」まで続く懺悔
・・・因みに邦題は作品の内容を表してはいない悪例である(きっぱり
告発は、、、していない。原題でいい。この意味を考えてみるだけで
一考の価値はあるだろう。
1.「谷に下りていく男たち」の昔と今
国に貢献したい。国のために何かしたい
と思う心は、海の東西にかかわらず時を越えてある志といえるだろう
誰も一人ではいきていけないのである
自分を育み、守り、鍛えてくれるのもそれは国ということだろう
だから、自分に対して身代をたてる。誇りを携えて。
しかし、やはりここにも今と昔はある。
わたしは出征の経験はまったくないので想像だけでいってしまうが
昔は、「誇り」が戦場にあったのではないか?
今は、どうなんだろう。この映画を観るとそれはうすらいているように感じる。
2.連続した絵画のような映画
話の筋やテーマは別として、絵(とそして音楽)の完成度は高い。
まるで絵画が連続したような感じで、絵としてどのカットも鑑賞できる
ハギスの真骨頂といえる絵作りである。
3.マイクは、【被害者】ではない。
・・・自分から望んだのだ。<そうなる>ことを。
「戦友」に、<そうしてくれ>と願っていたのである。
・・・世界の【状況】は、依然として悪い。
本当は戦争をしている場合じゃないんだがなぁ・・・そんな暇(いとま)は、人類にもう残されていないような気がする。
猟奇的な事件が発生する国は・・・そう多くはないのだ。
「正しいこと為すために出ずる」それが本来の「出征」の意味だった。
Q。それは、守られていますか?
(中締め。ほかの方のイケンはこちら。↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id328843/
Yahoo!映画ベストレビュー(↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328843/rid88/p1/s0/c6/
あまりにもエンターテイメントの対極にある。とてつもなく
まっすぐで、重い映画だった。
鑑賞記:兵隊という身分に対してはそもそも【勝利】はない。あるものは・・・
「死ぬ」まで続く懺悔
・・・因みに邦題は作品の内容を表してはいない悪例である(きっぱり
告発は、、、していない。原題でいい。この意味を考えてみるだけで
一考の価値はあるだろう。
1.「谷に下りていく男たち」の昔と今
国に貢献したい。国のために何かしたい
と思う心は、海の東西にかかわらず時を越えてある志といえるだろう
誰も一人ではいきていけないのである
自分を育み、守り、鍛えてくれるのもそれは国ということだろう
だから、自分に対して身代をたてる。誇りを携えて。
しかし、やはりここにも今と昔はある。
わたしは出征の経験はまったくないので想像だけでいってしまうが
昔は、「誇り」が戦場にあったのではないか?
今は、どうなんだろう。この映画を観るとそれはうすらいているように感じる。
2.連続した絵画のような映画
話の筋やテーマは別として、絵(とそして音楽)の完成度は高い。
まるで絵画が連続したような感じで、絵としてどのカットも鑑賞できる
ハギスの真骨頂といえる絵作りである。
3.マイクは、【被害者】ではない。
・・・自分から望んだのだ。<そうなる>ことを。
「戦友」に、<そうしてくれ>と願っていたのである。
・・・世界の【状況】は、依然として悪い。
本当は戦争をしている場合じゃないんだがなぁ・・・そんな暇(いとま)は、人類にもう残されていないような気がする。
猟奇的な事件が発生する国は・・・そう多くはないのだ。
「正しいこと為すために出ずる」それが本来の「出征」の意味だった。
Q。それは、守られていますか?
(中締め。ほかの方のイケンはこちら。↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id328843/
Yahoo!映画ベストレビュー(↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id328843/rid88/p1/s0/c6/
こんばんは。
>邦題は作品の内容を表してはいない悪例である
最近は、内容と会わない邦題の映画が多く、残念です。
by hash (2008-07-07 00:15)
hash さん。コメントありがとうございます。
劇場に足を向けさせたい気持ちはわからんでもないですが。。露骨です。良い邦題もあるのですが・・まったく逆というか、かすっておりませんので、本記事でも原題としました。私はよくこのようなことをします。他の記事もご覧になってください。ご訪問ありがとうございました。
by 朱色会 (2008-07-07 01:30)
おっしゃるようにヘヴィーな映画でした。
非常に良く練られていて、テーマ性も伝わってくる。
ただ、少々作りすぎた感はありました。
難しいさじ加減ですが・・・
ちなみに、私もこの邦題はなあ・・・と思いました。
サスペンス色を出したかったんでしょうけどね。
「エラの谷で」では日本では意味が理解されないというのはあるでしょうが、そこはクリエイティブを感じさせる邦題をつけて欲しかったですね。
by ノラネコ (2008-07-08 23:52)
>「エラの谷で」
いいですね。この邦題。大正解です。これからはこれで呼んでいきます。ただ<エラの谷の中の出来事>よりその後のことを描いているので、私ならば「エラの谷」とします。
人間は何かを志して「仕事」を選択しますが、誇りを持ち続けたまま、それを全うできることが大切なのだということが、この映画を観て強く感じたことです。上映館がすくないのは、政治的な大人の理由ということで。。
コメントありがとうございました。
by 朱色会 (2008-07-12 09:40)