せ)潜水服は蝶の夢を見る [映画(さ]
執筆中、というかレビューできるかどうか・・・
『∞』。…この感動を表すことばを持っていない。書けるのか?わたしに。
冷却と取材を始めたところである。
原題: Le Scaphandre et le Papillon / The Diving Bell and The Butterfry
鑑賞記:「潜水服」に必ずあるもの・・・それは『(空気供給)ホース』
1.人はおおむね、「氷河のように」生きている
すべてが自由で希望に満ちた「降雪」であったときは忘れるほどに
かなたに過ぎて・・・
やがて気がついてみたら、社会という氷河の中で身動きがとれなくなる
そして崩落という死(とき)まで、押し合いへし合い、それほどの自由も無いまま
両隣りの「氷ばく」と同様に
『海』に解ける。
この物語は、(…おっと真実だった。)そうではない人生を最後に歩んだ男の映画。
2.言葉(こころ)を汲み取るひと
・・・がいたからこそ、『一冊の本』が生まれた。
3.『潜水服を着てから』解ることもある
この世の中、いろんな潜水服があるものである。
わたしも潜水服ほどではないが、類(たぐい)するものを身に着けることなった。
http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_5c30.html
身につける前の自分と、つけた後の自分の変化は歴然と自覚できる
また、「周り」を見る眼も変化(向上)する。例えば
<かならず、私の聞こえるほうに回って歩く人>を気がつかせてくれる
そうかと思えば
<雑踏のなかでひそひそ話をしようとする人>なんかもいて興味深い
対外はただニコニコ笑って話なんか聞いちゃいない
何度も何度も「聞こえない」なんていえない
潜水服があることも悪いことばかりじゃないのだ
と自分に言い聞かせています。
天から様々な潜水服が落ちてくるのは意味があることなのだろう
「本人」にとっても。そして、「周りの人」にとっても
「ウ・エス・ア・・・」
「ウ・エス・ア・・・」
「ウ・エス・ア・・・」
「ウ・エス・ア・・・」(繰り返し。それも20万回。
…私には、この言葉をかけてくれる人は現れるのだろうか
<その時>私は、瞬(まばた)きを返すことが、できるのであろうか?
「潜水服」「ウ・エス・ア・・・」「瞬き」「瞬きを書き留める人」がそろって初めて
この本が生まれた。
評価:91点
え?
鑑賞記題の「空気」や「ホース」の講釈がない?
・・・それは、貴方がこの映画を観ればわかることです。
静かで暖かい感動を得ることができる良品です。
できるならば「大切な人」とご覧ください。
http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_416e.html
(校了。
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http://lx03.www.tsutaya.co.jp/tol/news/index.pl?c=entertain&c2=movie&artid=2144
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88%E6%BD%9C%E6%B0%B4
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http://www.allmoviephoto.com/photo/2007_the_diving_bell_and_the_butterfly_001_big.html
http://chou-no-yume.com/main.html(←冒頭のおすぎのコメントは余計だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E
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