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か)母べえ [映画(か]

執筆中・・というか・・どうまとめるか構想中。
なぜかというと。。この作品「それほど良くない」のである。。。

うーん。・・・どうしようか?
書くか、書かざるべきか、…そこから悩んでいる。

大好きな山田監督を、斬りたくない自分と
日本映画界のために、まっぷたつに斬るしかないと考える自分がいる。

悩む。

もはや追い抜かれ感をもつ素晴らしいレビューたち(↓
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid140/p3/s0/c25/

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid153/p2/s0/c12/

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid155/p1/s0/c10/

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid144/p3/s0/c21/

もはや、私の「役目」は終わったのかもしれない。
「ヒハン」だけじゃなくて、説明ができる方が増えた。・・・とても頼もしいことだ。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid159/p1/s0/c7/

『引退』の文字が心に湧き出る。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid164/p1/s0/c2/

彼らより強いことばを言えるのか?それをやってみよう。
いや、やらねばならないだろう。

・・・だけど、、ちょっとまってね。

それまで、こちらをご覧ください
「先生が子どものころは、みんなもんぺだったなあー
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid57/p1/s5/c3/

http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid93/p1/s5/c6/

極めつけの『とどめ』は、これだ↓(一本取られた。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id327619/rid36/p3/s5/c26/

じゃぼちぼちと。。。

~~~~~
1.「いまのひとたちの」心に届くか?届かざるや?
  『あの時代のひとたちはツラかった』
http://www.asahi-net.or.jp/~hh5y-szk/onishi/sha105.htm

ちゃぶ台。

http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%B6%E5%8F%B0&btnG=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E6%A4%9C%E7%B4%A2&gbv=2

ちゃぶ台を囲む家族の食事。
「おかわりッ」の声。
止むことがない笑い声と団欒
姉妹。母、そして父が集う楽しきひととき。かけがえの無いその記憶を持つものは
急速に減少している現代。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8B%E9%A3%9F
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A4%E9%A3%9F

『チアンイジホー』。『テンコー』。『トッコウ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E9%AB%98%E7%AD%89%E8%AD%A6%E5%AF%9F
明日の家族をつないでいくであろう若者は、この言葉がニホンゴであることを認識できる
状態にあるのか?それは本人たちに聞いてみないと分からないことではあるけれど。

ことばではない「説明」が要るとは思った。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/tiannijihou.htm

明らかに、「ちゃぶ台」を知っている観客に、この作品は顔を向けている。

しかし、今の家庭がちゃぶ台に回帰することはほとんど不可能だろう。
そしてそもそも、ちゃぶ台を知らない(わからない)世代が増えている。

「むかしはよかった」は、ある年代より上には効く。
しかし、「むかし」を知らない。あるいは経験したことのないものたちにとっては
『宇宙旅行はすばらしい』と同程度のことばの力しか持たないのだ

2.中盤までは、ほどほど良い。
  終盤のグダグダ感が全てを台無しに

現代に作品がくる必然性がない。これは、
「すべての話は、今に通じているんだよ」の表現なんだけど唐突間が強すぎる。
極めつけは、エンドロールの『手紙の朗読』挿入する必然性がない。

3.演者たちは素晴らしかった

浅野忠信。
<期する思い>があったことがありありとわかる実直な演技。いい役者になった。

吉永さんと競演する機会を得た。
初べえこと志田未来もいい。このまま女優として<素直な>成長を願う。

鶴べえこと笑福亭鶴瓶がまた、いいんだな。
人を明るくする能力を携えて、この世にやってきたひとだと思う。
憎めない。

【山田組】ことスタッフの仕事も素晴らしい、というか役者を食うほどのできばえ。
セット・小道具・服・照明。ひとつひとつが作品だ。鬼気迫るものがある。
そう、映画とは、それらすべての総合作品である。監督という指揮者(コンサートマスター
が、その作品たちを束ね、ひとつの作品として観客に委ねる。

4.肝心の監督と話が・・・・
スクリーンで繰り広げられる話に、わたしの感受性がなくなったのだろうと
閉幕後は思った。しかし、他のレビュアたちのことばが私に力をくれる。

2Hで観客に家までもっていってもらえるのはひとつだろう
・母の優しさ・強さ
・戦争の悲惨さ
・市井の人間の弱さ
・時代をつらぬくもの
などなど
テーマが散漫で上滑りしており、どれも客の心につよくは残らない。・・・そして

不可思議なお年玉
プチサユリストの朱色会としては、本当に老婆と化した吉永さんなどは
観たくはない。・・・誰が望んでいるのだろうか?(怒

学校。
寅さん。

あの作品に出会った感動をまた、味わいたい。また、それができる人だと

いまも願い、おもっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E

評価:59点

次に、期待する。

監督は、主演俳優に「映画」を取られてはならない
ーー 朱色会 ーー


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